佐賀大学医学部准教授及び講師の選考に関する申合せ

                   (平成17年3月16日教授会決定) 

第1 本学部の准教授の選考は,国立大学法人佐賀大学教員選考基準(平成16

41日制定。以下「大学教員選考基準」という。)第3条に定める選考基準

を,次の各専攻分野ごとに規定する選考基準によって取扱うこととし,当該専

攻分野の全ての選考基準を満たすものとする。

 

 臨床医学系

(1) 博士の学位(外国において授与されたこれに相当する学位を含む。)及

び専門医の資格を有する者

  (2) レフェリーのある学術専門誌に,筆頭著者論文として3編以上(内1編

については最近5年以内に発表されたもの。)の研究業績を有する者

(3) 前号以外に,レフェリーのある学術専門誌に5編以上(内2編について

は最近5年以内に発表されたもの。)の研究業績を有する者

  (4) 7年以上の臨床経験を有する者

 基礎医学系

(1) 博士の学位(外国において授与されたこれに相当する学位を含む。)を

有する者

  (2) レフェリーのある欧文の学術専門誌に,筆頭著者原著論文若しくは研究

指導原著論文として5編以上(内2編については最近5年以内に発表され

たもの。)の研究業績を有する者

(3) 前号以外に,レフェリーのある学術専門誌に5編以上の論文(総説を含

む。)の研究業績を有する者

  (4) 7年以上の研究歴を有する者

 看護・基礎教育系

(1) 博士又は修士の学位(外国において授与されたこれに相当する学位を含

む。)を有する者

  (2) 学術専門誌に,筆頭著者論文として5編以上(内2編については最近5

年以内に発表されたもの。)の研究業績を有する者

(3) 前号以外に,学術専門誌に5編以上(内3編についてはレフェリーのあ

る学術専門誌に最近5年以内に発表された原著論文とする。)の研究業績

を有する者

 

第2 本学部の講師の選考は,大学教員選考基準第4条に定める選考基準を,次

の各専攻分野ごとに規定する選考基準によって取扱うこととし,当該専攻分野

の全ての選考基準を満たすものとする。

 臨床医学系

(1) 博士の学位(外国において授与されたこれに相当する学位を含む。)及

び専門医の資格を有する者

  (2) レフェリーのある学術専門誌に,筆頭著者論文として2編以上(内1編

については最近5年以内に発表されたもの。症例報告を含む。)の研究業

績を有する者

(3) 前号以外に,レフェリーのある学術専門誌に5編以上(内2編について

は最近5年以内に発表されたもの。)の研究業績を有する者

  (4) 4年以上の臨床経験を有する者

  (5) その他,特に優れた臨床能力を有すると医学部長及び病院長が認めた者

は,前各号の選考基準に該当する者として取り扱う。

 基礎医学系

(1) 博士の学位(外国において授与されたこれに相当する学位を含む。)を

有する者

  (2) レフェリーのある欧文の学術専門誌に,筆頭著者原著論文若しくは研究

指導原著論文として3編以上(内1編については最近5年以内に発表され

たもの。)の研究業績を有する者

(3) 前号以外に,レフェリーのある学術専門誌に5編以上の論文(総説を含

む。)の研究業績を有する者

  (4) 4年以上の研究歴を有する者

 看護・基礎教育系

(1) 博士又は修士の学位(外国において授与されたこれに相当する学位を含

む。)を有する者

  (2) 学術専門誌に,筆頭著者論文として3編以上(内1編については最近5

年以内に発表されたもの。)の研究業績を有する者

(3) 前号以外に,学術専門誌に3編以上(内2編については最近5年以内に

発表された原著論文とし,内1編についてはレフェリーのある学術専門誌

に発表された原著論文する。)の研究業績を有する者

 

第3 第1又は第2の各専攻分野ごとに規定する選考基準について,それぞれの

選考基準に準ずる能力を有すると認められる者は,各選考基準を満たす者とし

て,取扱うことができるものとする。

 

 

   附 則

  この申合せは,平成17年4月1日から実施する。

附 則(平成19年3月8日改正)

  この申合せは,平成19年4月1日から実施する。