事 項 | 様 式 等 |
規則第13条第1項関係 | 様式1−1 佐賀大学動物実験計画書 |
規則第13条第2項関係 | 様式1−2 動物実験審査結果通知書 |
規則第14条第2項関係, 細則第7条関係 |
様式2 動物実験結果(終了・中止)報告書 |
規則第15条関係 | 様式3 飼養保管施設設置承認申請書 |
規則第17条関係 | 様式4 実験室設置承認申請書 |
規則第20条関係 | 様式5 施設等(飼養保管施設・動物実験室)廃止届 |
細則第6条関係 | 様式6 動物実験計画(変更・追加)承認申請書 |
カ テ ゴ リ − |
カテゴリーA | カテゴリーB | カテゴリーC | カテゴリーD | カテゴリーE |
○生物を用いない 実験又は植物, 細菌原虫若しく は無脊椎動物を 用いた実験 |
○脊椎動物を用い た実験で,動物 に対してほとん ど,あるいはま ったく不快感を 与えないと思わ れるもの |
○脊椎動物を用い た実験で,動物 に対して軽微な ストレスあるい は痛み(短時間 持続する痛み) を伴う実験 |
○脊椎動物を用い た実験で,避け ることのできな い重度のストレ スや痛みを伴う 実験 |
○麻酔していな い意識のある 動物を用いて, 動物が耐える ことのできる 最大の痛みに 近い痛み,あ るいはそれ以 上の痛みを与 えるような処 置 | |
処 置 例 |
○生化学的,植物 学的,微生物学 的研究 ○無脊椎動物の研 究 ○組織培養,剖検 により得られた 組織を用いた研 究 ○屠場から得られ た組織を用いた 研究 ○発育鶏卵を用い た研究 |
○実験の目的のた めに動物をつか んで保定するこ と ○あまり有害でな い物質を注射し たり,あるいは 採血したりする ような簡単な処 置 ○動物の体を検査 すること ○深麻酔により意 識のない動物を 用いた実験 ○短時間(2〜3時 間)飼料や水を 与えないこと ○標準的な安楽死 法で瞬時に殺処 分できる場合, 例えば,大量の 麻酔薬の投与, 軽く麻酔をかけ 鎮静状態に陥っ た動物を断首す ることなど |
○麻酔状態で血管 を露出させた り,カテーテル を長時間挿入す ること ○行動学的実験に おいて,意識あ る動物に対して 短時間のストレ スを伴う保定を 行なうこと ○フロイントのア ジュバントを用 いた免疫 ○苦痛を伴うが, それから逃れら れる刺激 ○麻酔状態におけ る外科的処置 で,処置後も多 少の不快感を伴 うもの |
○行動学的実験に おいて,故意に ストレスを加え ること ○麻酔状態におけ る外科的処置 で,処置後に著 しい不快感を伴 うもの ○苦痛を伴う解剖 学的あるいは生 理学的処置 ○苦痛を伴う刺激 を与える実験 で,動物がその 刺激から逃れら れない場合 ○長時間(数時間 あるいはそれ以 上)にわたって 動物の体を保定 すること ○母親を処分して 代理の母を与え ること ○攻撃的な行動を とらせ,自分自 身あるいは同種 他個体を損傷さ せること ○麻酔薬を使用し ないで痛みを与 えること,例え ば毒性試験にお いて動物を死に 至らしめる場合○動物が耐えるこ とのできる最大 の痛みに近い痛 みを与えるこ と,つまり,動 物が激しい苦悶 の表情を示す場 合,例えば放射 線障害を引き起 こすこと,ある 種の注射,スト レスやショック の研究など |
○手術する際の 保定のため, 麻酔薬を使わ ずに,筋弛緩 薬あるいは麻 痺性薬剤,例 えばサクシニ ルコリンある いはその他の クラーレ様作 用をもつ薬剤 を使うこと ○麻酔していな い動物に重度 の火傷や外傷 をひきおこす こと ○精神病のよう な行動をひき おこさせるこ と ○家庭用電子レ ンジあるいは ストリキニー ネを用いて殺 すこと ○避けることの できない重度 のストレスを 与えること ○ストレスを与 えて殺すこと |
備 考 |
☆無脊椎動物も神 経系を持ってお り刺激に反応す る。したがって, 無脊椎動物も人 道的に扱わなけ ればならない。 |
☆カテゴリーCの 処置は,ストレ スや痛みの程 度,持続時間に よって,いろい ろな配慮が必要 になる。 |
☆カテゴリーDに 属する実験を行 なう場合には, 研究者は動物に 対する苦痛を最 小限のものにす るために,ある いは苦痛を排除 するために別の 実験計画を考案 する責任があ る。 |
☆カテゴリーE の実験は,そ れによって得 られる結果が 重要なもので あっても決し て行なっては ならない。 |