山田評価室長挨拶


 本学においては法人化以降、大学評価業務を一元的に扱う「評価室」と評価のあり方に関する全学的合意形成組織である「大学評価委員会」が両輪となり、評価担当理事の下で大学評価を推進してきました。平成21年度には学長を本部長とする「中期目標・中期計画実施本部」を設置し、平成22年度には「中期目標・中期計画進捗管理システム」を本格稼働させ、中期目標・中期計画の策定並びに実施状況の管理等を大学全体で推進する体制を強化するとともに、評価結果の活用に関する指針等を見直し、自主的・自律的な自己点検・評価を推進し、法人運営への活用及び社会への公表する上での方針を明確にしました。

平成23年度には、この「中期目標・中期計画実施本部」を教育・研究等を含めた全学的な自律的な自己点検・評価を推進する中心的組織とし、大学評価委員会を廃止するなど、全学的な評価システムを整備しました。さらに、令和4年度には、これまで主として認証評価業務を担ってきた「質保証統括本部」に「中期目標・中期計画実施本部」を併合することにより、本学における評価業務の効率化と実質化を図ったところです。

評価室は、学長及び評価担当理事が指名した教員名と総務部企画評価課の事務職員名の総勢14名で構成されています。法人化以降の大学評価においては、国立大学法人評価委員会や認証評価機関等による外部評価への対応とともに、大学の活性化・改善に向けた内部評価を推進していく必要があります。これらを効率よく実施していくために、評価室員全員が実働部隊として任に当たっております。

しかしながら、大学評価の原点は自己点検・自己評価にあります。本学の評価システムを充分機能させるためにも、全ての教職員にご理解とご協力をお願いいたします。

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