キクイモを活用して地域の健康課題を解決 本学に企業・自治体・農家等が集まり産学官連携組織の総会を行います(8月3日)

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 佐賀大学では、血圧や血糖値などの地域健康課題を機能性農産物「キクイモ」を活用することで解決することを目指し、産学官連携組織「佐賀・福岡地域機能性農産物推進協議会」を設立しています。本協議会は佐賀大学農学部を事務局とし、農学部渡邉教授が会長、農学部松本講師が副会長を務める組織で、大学と企業や農家が一体となった商品開発や原料生産を目指しています。

 キクイモは機能性成分イヌリンを豊富に含むとして近年注目されている野菜で、11月から3月が収穫期になります。昨年度まで様々な試作品開発や農家への栽培指導、地域セミナーの開催などを行い、普及・認知度の拡大を図ってきました。

 今年度は佐賀県・福岡県内で10ha以上の本格栽培が開始されることとなり、全国的な商品化・販売を目前としております。

 そこで、平成30年度第1回目の会議として、11月の収穫を前にした農家生産や企業での商品開発の状況、機能性表示制度の活用について検討を行い、マッチングの推進を図る予定です。また、自治体でのセミナーや健康調査についても調整を行っていきます。学生による最新の研究成果の紹介や研究圃場の見学も予定しており、佐賀県・福岡県のほか、鹿児島県・広島県・東京都などから自治体、企業、生産者ら40名以上の参加が見込まれております。

 詳細については下記をご確認ください。

 

 

 

1.日 時/2018年8月3日(金) 13:00~15:00

2.場 所/佐賀大学農学部附属アグリ創生教育研究センター(佐賀市久保泉町下和泉1841)

3.主 催/佐賀・福岡地域機能性農産物推進協議会

4.内 容/産学官連携による機能性農産物キクイモの生産・消費拡大に向けた検討、研究成果の紹介、圃場見学他

5.参加者/佐賀県・福岡県を中心に九州内外の自治体、企業、生産者ら40名以上(予定)

 

      

                キクイモの花            キクイモ(佐賀大学登録商標「サンフラワーポテト®」)

 

           

            H29年度第2回総会の様子           H29年度第2回総会 圃場見学の様子

 

 

【本件に関するお問い合わせ先】

   佐賀大学農学部 講師 松本 雄一
   TEL 0952-98-2245、FAX 0952-98-2230  

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