AO入試適性試験で化学実験の動画を出題

 本学は11月30日(金)に実施したAO入試において、理工学部理工学科化学分野の受験者(14人)を対象にタブレット端末(以下端末という。)上で化学実験の動画を使った適性試験を実施しました。

 試験は、科学的な現象を映像で示し、観察に基づいてその現象を説明させたり、新たに参考情報を与えることで類似の科学的事象を推論させるなど、ペーパー試験では測れない思考力・判断力・表現力等を問うテストを実施しました。その結果,従来の口頭試問等で問うことができる以上の能力や適性の判定を行うことができました。

 また、農学部国際・地域マネジメントコースのAO入試(受験者:18名)においては、総合問題の中に,端末上で8分程度の英語による映像を視聴して考えさせる素材を加え、課題設定能力や問題解決能力について問う試験を新たに実施しました。

 「佐賀大学版CBT(Computer Based Testing)」システムは、佐賀大学アドミッションセンター(西郡大センター長)が佐賀県内のIT企業㈱佐賀電算センターと約3年前から共同開発したもので、平成29年12月には全国初となるCBT試験(基礎学力・学習力テスト)を実施しており、開発したCBTシステムの2件については、特許出願を行っています。

                           

                      試験問題の例題として公開した動画の一部

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