広報誌「かちがらす」24号

広報誌「かちがらす」24号 page 11/16

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島の学生がJASP(Japan AllStudent Project)という団体を立ち上げて、3.11を最幸の日に変えようと動き出している。」その話を聞いたのは2011年が終わろうとしている頃でした。3.11、東日本大震災があった日。地震があ....

島の学生がJASP(Japan AllStudent Project)という団体を立ち上げて、3.11を最幸の日に変えようと動き出している。」その話を聞いたのは2011年が終わろうとしている頃でした。3.11、東日本大震災があった日。地震があった時、僕は日本を縦断する1人旅をしていて旅の終盤である大分県の駅のホームで大震災のことを知りました。旅をしている中で、道を教えてくれたり助けてくれた東北の人たちに何かできないかと考え、帰ってきてから義援金を募ったり支援物資を送る活動などを続けていました。あれから1年が経った今、震災がすでに過去の事になってしまっている。そんな中、入ってきたのが今回の話でした。「全国の学生とつながり、未来を創るプロジェクト」被災地から遠く離れた九州という土地、その中の佐賀県でもできることがある、佐賀県だからこそ伝えられるものがあると思い参加しました。そのJASPが全国の学生を中心にして行う「たすきリレー」というイベント。これは各都道府県で集まった47名のランナーで総合47km(1人1km)を走り次の県へとたすきを渡し、【日本全国でたすきを繋ぐ】という内容です。一番苦労したのが、ランナーを安全に走行させるためのコース作りやポジショニングでした。47kmを走りきるまでには、8時間以上もの時間がかかり、ランナーの防寒対策や効率が良い運営をしなければならない部分がとても大変でした。今回のたすきリレーで特に意識したのが【想い】という部分です。たすきリレーというイベントは1つのきっかけであって、この想いのアツさが少しでも多くの人に伝わり、さらに次の活動があって…そのような形で佐賀からもっともっと元気を送れたらな、と思います。3.11という日を迎えた時にこの団体は終わるのではなくて、イベントでできた繋がりをどんどん広げていき佐賀から日本に元気を送り続けたいと思います。「福福島に想いをつなぐ、たすきリレー経済学部経済システム課程3年JASP in 佐賀代表か とう しん ご加藤 真吾福島の学生(右)へたすきを渡す最終ランナー次のランナーへたすきリレーみんなからの寄せ書き企画の中で行われたトークショー10