広報誌「かちがらす」25号

広報誌「かちがらす」25号 page 3/16

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留学体験者との個別相談会多くの学生でにぎわう留学フェアの様子佐賀大学は地方にある大学ですが、国際交流に関しては中央にある大学に引けを取りません。現在では地方大学から直接世界の大学と交流することが可能な....

留学体験者との個別相談会多くの学生でにぎわう留学フェアの様子佐賀大学は地方にある大学ですが、国際交流に関しては中央にある大学に引けを取りません。現在では地方大学から直接世界の大学と交流することが可能な時代です。3年前に訪問したアメリカの小都市RENOの街中で、「RENOは世界一小さな大都市を目指す」という標語を見つけた時、佐賀大学が目指す方向や心意気と重なり感動を覚えました。佐賀大学は日本でも有数の田園地帯にある地方の大学ですが、それによって国際大学になる条件を失うわけではありません。国際大学の資格とは世界基準の教育の質に関係しています。佐賀大学には現在300名近い留学生が在籍しており、この数は九州の国立大学法人の中で3指にはいり、大学の規模(学生数)を比較するとトップランクになります。多数の留学生を受け入れ、国際基準の教育の質について絶えず自己検証を行い、レベルの向上を工夫しています。大学院に英語で講義する専門コースを設置し、アジアを中心に多数の留学生を受け入れ、優秀な大学の教員・研究者や実務者を輩出してきました。さらに、今年から佐大生を海外の大学へ派遣するため本格的なプログラムの取り組みを開始します。留学生の受け入れの継続と佐大生の海外留学・派遣を本格化するため、佐賀大学は特定の海外の大学を重点交流大学と認定し、重点的に教育・研究交流を展開していきます。海外の優秀な大学との実質的交流によって、佐賀大学は世界基準の教育の質を築き上げ、真の国際大学になることを目指しています。「のどかなのに国際派」をめざす佐賀大学ることになるでしょう。「冒険」は若者の特権です。佐賀大学をステップに海外の大学への留学にチャレンジしてみませんか。最近では地方大学、地元大学への進学希望が別の価値軸として浮上しています。しかし、それが子供たちの「チャレンジ」する意欲を萎縮させることに繋がるとしたら問題です。「外国から学ぶものはない。日本ですべてのものが手に入る時代になった」という識者の論調がマスコミにも流れ、若い大学生や高校生に影響を与えていることが心配です。いつの時代にも、若者は海外に夢を見、「冒険」と「チャレンジ」に心を奮い立たせてきました。21世紀の真只中を生き抜かなければならない若者には、これまで以上に国際交流が当たり前となり、海外の国や企業や人との国際競争が厳しくなる環境が待ち受けています。「冒険」と「チャレンジ」の精神が旺盛な時期に海外での生活を体験させることが、21世紀を生き抜く財産になります。佐賀大学学生の海外留学倍増計画海外を志向する日本人学生向けの国際教育プログラムの充実H23(実績)H24(計画)※H24新規事業語学研修(センターPG) 12名海外短期滞在研修(各学部PG)50名語学研修(協定校PG)23名交換留学 9名[94名] [204名(約2.2倍)]学生海外語学研修参加助成センターが企画・実施する欧米等の大学への語学研修40名(        )学生海外研修支援事業学部・研究科が実施する海外研修70名(       )日本学生支援機構46名学生海外派遣奨励事業(海外の協定校等における修学 )10名校友会海外派遣奨励金 10名後援会留学助成金 10名日本学生支援機構  3名15名海外を志向する日本人学生向けの国際教育プログラムの充実特集2