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研究紹介情報通信技術を利活用した新たなコミュニケーションを探る!最近、当研究室では、毎日のように様々なメディアに取り上げられているソーシャル・ネットワーキング・サービス( S N S )であるFacebookやTwitterなどに関しての調査分析研究を多く行なっております。私自身の研究はもう少し広い範囲であり、対象も企業とした情報通信技術の利用と人・組織の変化についての研究であります。一言で言うと情報通信技術とコミュニケーションの関係を調査分析しております。社会や組織では、自分の考えを相手に伝える、相手の考えを理解するなどといった「知識の共有」のために様々なコミュニケーションが必要です。コミュニケーションの方法には様々なものがあります。対面や電話やさらにはSNSなどの情報通信技術を用いたものなどです。それぞれのコミュニケーション方法には長所・短所があり、相手や場所、内容などにより多くの場合使い分けております。では、コミュニケーションにおいて情報通信技術はどのような効果を上げているかを考えてみると、コストの削減やスピードの向上などの他に、情報の形式知化と情報の可視化(見える化)がメリットとしてあげられます。形式知とは文字や数値で表せる知識のことであり、逆に経験や勘など文字などでは表しにくいものに暗黙知があります。このように、情報通信技術でのコミュニケーションは相手に自分の状況や状態などを伝えやすいことや理解しやすいことが特徴です。SNSを利用していると友達のお昼ごはんや趣味などを窺い知ることもできます。このような新たな情報通信技術によるコミュニケーションについて様々なアプローチで調査研究を行なっております。しかし、いくら情報通信技術が便利であるとしても、コミュニケーションの基本として対面での会話は重要なことです。研究室では、実際に同じ空間・時間を共有することを重視した上で情報通信技術を実際に利活用し「誰o r何かをHappyにする」ということを念頭に、コミュニケーションと情報通信技術の関係について研究を進めております。ゼミ風景(対面でのコミュニケーション)ゼミ風景(情報通信技術を用いたコミュニケーション)はねいしひろし羽石寛志経済学部経済情報講座准教授6ゼミ生一同