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佐賀大学生と佐賀市が制作した市民映画「ライウマ」上映!福岡インディペンデント映画祭2013で奨励賞、美術賞ダブル受賞!佐賀大学生と市民が協働し制作した地域発市民映画「ライウマ」が完成し、3月に上映会が行われました。佐賀大学生を中心に結成された市民映画制作実行委員会「オープンシネマコンソーシアム」が佐賀市からの委託を受けて制作に着手。呼びかけに集まったのは、学生と地元劇団員、高校生ら一般市民。制作期間は9ヶ月に及び、架空の商店街が舞台のためロケのほとんどは佐賀市の商店街で撮影され、時には深夜にかかることもありました。ストーリーは地方商店街の危機にコミュニティFMで働く女性主人公と個性豊かな住民らが立ち向かう物語です。主人公はオーディションで選ばれた筒井実華子さん、監督はテレビCMも制作する大学生映像作家の下津優太さん(理工学部4年)、キャストは活発に活動する佐賀の演劇人等、地域を拠点とするクリエイターが集結しました。映画に重要な美術製作は、本学美術・工芸の学生を中心にしたスタッフにより行われました。約100名のキャスト、スタッフが参加した映画「ライウマ」は一般上映会の後、STSサガテレビでも放映され、5月からは佐賀県内と福岡県内一部のTSUTAYAで無料レンタルされています。また、佐賀市内公民館や各種イベントなどでも自主上映会が行われ、地域に根ざした映画になってきました。さらに福岡インディペンデント映画祭で奨励賞、美術賞のダブル受賞を果たし、「ライウマ」の勢いは留まることを知りません。「市民映画として産声をあげたライウマは完成して終わりでなく、ここからが出発です。」と実行委員長を務めた森博章さん(理工学部卒・教育学研究生修了)は上映会で力強く宣言しました。森さんは今春から東京藝術大学映像研究科に進学し、さらに映像制作を極めようとしています。このように市民映画は学生と地域を結びつけ、映像文化に関わる人を育てています。機会があればぜひ、皆さんも映画「ライウマ」をご覧になってください。映画のPR用ポスター一般上映会での座談会の様子お祭りシーンのロケ現場商店街のロケ現場トピックス8