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地域に密着した、近未来の高度医療機能病院へ本院は、「近未来・高度医療への対応」「地域医療への貢献」「教育・研究機能の強化」「病院管理・運営の効率化」「地球環境への配慮」の基本理念に基づき、病院の再整備を行っています。地域に根差した患者本位の「最後の砦」として、より一層地域医療に貢献し高度医療への対応を確実に行うには、強固で安定した経営基盤の確立と総合的な医療環境の整備を行う必要があるため、平成29年度までの約3年余りの年月をかけて再整備を完了する予定です。この度、平成24年度から新営工事を行った「南診療棟」「北病棟」及び「診療支援棟」が完成しました。新築したそれぞれの建物の外壁は、これまでのアースカラーから、先進性を表す外観として濁手の白磁色調のタイルを新たに採用し、今後の改修工事により順次変更していく予定です。先進的施設「南診療棟」の完成「南診療棟」は、敷地外から正門を入って最初に目に飛び込んでくる主要な建物であり、その南面は特に重要なファサードとなることから、太陽光発電により先進性を表現するとともに、水平ラインを強調し敷地に馴染む近代的なデザインとなっています。また、太陽光パネルの裏側を風が通り抜けることにより南側の壁面を冷やす冷却効果があり、省エネにも貢献します。1階は医療施設において極めて重要な機能的特性を持つ救命救急センター、2階には集中治療部門、3階には手術部門を配置することにより、高度な機能を持つ先進的な施設であると言えます。さらに、屋上にはヘリポートが設置されており、佐賀県ドクターヘリ事業の基地局として平成26年1月17日にドクターヘリの運航が開始され、本院の高度南診療棟南診療棟屋上ヘリポート平成25年秋に、医学部附属病院再整備の第1ステージとして、「南診療棟」「北病棟」及び「診療支援棟」の3つの新棟が完成し、年末の移転後に運用を開始しました。佐賀県内医療機関の中核となる本学附属病院の再整備について、詳しくご紹介します。医学部附属病院新棟完成患者・医師に選ばれる病院を目指して医学部附属病院新棟完成特集1