ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

kohoshi_036

副学長こさかさとこ小坂智子芸術で地域を拓く、芸術で世界を拓く~芸術地域デザイン学部の誕生~新しい学部の誕生カリキュラムの特長/主体的に学ぶコア科目平成28年4月、佐賀大学に新しい学部が誕生します。全学的な改組、佐賀県立有田窯業大学校の佐賀大学統合、そして佐賀大学の強みといえる美術・工芸の伝統を基盤に、芸術地域デザイン学部は構想されました。本学部は、芸術を通して、地域創生に貢献する人材を養成します。創造力と感性、そしてコミュニケーション能力は、これからの社会において求められる重要な資質です。芸術・文化を学ぶことで養われるこうした資質は、文化芸術領域のみならず経済活動においても重視されています。私たちはどのような形で、芸術と出会うのでしょうか。芸術はそれを創造する人々がいることで成り立つことは言うまでもありませんが、創造には、社会状況や環境などが深く関係してきますし、生み出されたものを受けとめ、その力を生かすのは、社会であり人々です。芸術地域デザイン学部では、芸術を創造する人材や、社会の様々な場に芸術を発信し芸術文化と人を結ぶ人材、そして芸術的感性や視点を有して社会にかかわり、地域創生に貢献する人材を育てていきます。芸術地域デザイン学部のカリキュラムは、こうした人材養成像を見据え、新しい学部ならではの学びを取り入れています。芸術を自ら創造・表現し、地域創生に貢献する人材を養成する「芸術表現コース」と、文化芸術を支え、新たな付加価値を生み出し、地域創生に貢献する人材を養成する「地域デザインコース」の2つのコースがあります。1年次は、表現すること、地域をデザインすることに不可欠な基礎力である「発想する」「形にする」「伝える」の基礎を学びます。2年次では、それぞれの進路に合わせて、芸術表現コースの美術・工芸と有田セラミック、地域デザインコースの、キュレーション、フィールドデザイン、地域コンテンツデザインの計5つの分野に分かれ、理論を身につけます。有田セラミック分野の学生は、統合される現・佐賀県立有田窯業大学校の恵まれた環境で学び始めます。3年次になると専門性を深めると同時に、その専門性を生かし、地域社会の中で学生が協働して、課題に取り組みます。4年次は、専門のさらなる深化を図り、集大成としての卒業制作・卒業論文をまとめます。各年次にはコア科目という特徴的な必修科目があります。1年次の「芸術表現基礎」「地域デザイン基礎」は、コースの垣根を超え協働しながら芸術の発想を学ぶと同時に、芸術の発想を伝え、発信するための基礎となる力を付ける重要な科目です。3年次の「地域創生フィールドワーク」、「有田キャンパスプロジェクト」においては、両コースの学生が地域社会の中に入り、課題を発見し、地域資源を生かした企画の展開を図ったり、大型の作品制作に取り組みます。「国内外芸術研修」では、社会における芸術の在りかや遺産の活用などを、地域や海外の場で研究する実習となります。「芸術で地域を拓く、芸術で世界を拓く」ことのできる人になる。4月には一期生が新しい学部で、晴れやかに一歩を踏み出します。副学長こさかさとこ小坂智子特集1