佐賀市適応指導教室「くすの実」で大学院生らが理科実験教室を実施(2)

【概要】
 不登校支援機関の適応指導教室「くすの実」にて理工学部の教員と循環物質化学専攻大学院生らが本年度2回目の理科実験教室を実施しました。

【本文】

 理科実験教室支援活動は,佐賀市教育委員会の不登校支援機関である適応指導教室「くすの実」の要請により,理科への興味をきっかけに子供達の就学意欲を惹起することを目的に平成17年から行なっています。
 本年度第2回目の理科実験教室は,令和元年6月14日(金)に循環物質化学専攻およびシステム創成科学専攻の大学院生と理工学部機能物質化学科の学部生が,理工学系化学部門長田 聡史 准教授とともに,「色の変化で酸性とアルカリ性を見てみよう!」と題して指示薬を用いた実験を行いました。最初に,pHの異なる溶液を用いて中学校で習うフェノールフタレインやBTB指示薬の変化を確認して,生徒たちは溶液毎の色調の変化を記録しました。次に食品に含まれる色素の例としてグレープジュースやウコンを使って色調が変化することを観察しました。最後にハンドソープ,レモン汁や炭酸水のpHを,自分で作った色調記録から当てるクイズを行い,実験記録の大切さを実感してもらいました。

 

 

「理科実験教室」の様子

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