2014/ 4/30会見 医学部附属病院で、県内初の経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)を実施

PRESS_RELEASE

 

医学部附属病院で、県内初の経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)を実施

 

 佐賀大学医学部附属病院において3月26日、重症合併症を有する70代の大動脈弁狭窄症患者に対し、カテーテルを
血管に通して新しい人工心臓弁を留置する経カテーテル大動脈弁留置術(以下、TAVI(タビ))の初症例の施行に
成功しました。患者様は、翌日には立位、歩行が可能で、術後10日目に退院されました。
 現在、国内に大動脈弁狭窄症患者さんは約60万人いると推定され、増加傾向にあります。TAVI治療は2013年10月
より日本で臨床に導入され、経カテーテル的大動脈弁置換術関連学会協議会に認定された施設のみが施行可能な治
療法です。当院は3月12日付で認定され、全国22件目、九州で4件目(小倉記念病院、済生会熊本病院、九州大学病
院に次ぐ)の実施施設となっています。
 佐賀県唯一のTAVI認定実施施設として、これまで開胸手術のリスクが高く治療を諦めざるを得なかった患者さん
へ、新たな治療法を提供していきたいと考えております。

 

 

20140430TAVI

戻る

TOP