植物資源のサスティナブルディベロップメントを目指し、アルビオンと共同研究契約を締結しました

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植物資源のサスティナブルディベロップメントを目指してアルビオンと佐賀大学が共同研究契約を締結     農学部学生2人がスリランカで伝統植物に関する研究を開始!

 

 化粧品メーカーの株式会社アルビオン(東京・中央区、代表取締役社長:小林章一)と本学は、植物資源の探索および持続可能

な開発(サスティナブルディベロップメント)の実用化を目指すため共同研究契約を結びましたので、お知らせします。

 

 

経緯

 アルビオンは”モノづくり”へのこだわりから、化粧品の可能性を追求しています。科学的検証のみならず、素材の安心・安全性、

世界的な植物資源の保護の観点から、配合原料のトレーサビリティー、サスティナビリティー、フェアトレードを積極的に進めて

います。本学は、JCC(一般社団法人 ジャパンコスメティックセンター)の支援会員であり、農学部が所有する貴重な天然資

源とバイオ技術を活用し、地域農林水産業も組み入れることで、化粧品原料となる新しい特産物の開発、また農産物の地産地消や

6次産業化を推進しています。既に、農学部とアルビオンは、JCCの紹介により、昨年6月に人的あるいは物的交流を深めるこ

とを目的とし、包括協定を締結しています。今回、産学の利点を生かし、植物資源の探索、調査、持続的可能な開発・保護に伴う

調査および研究を両社間で行うことで、更なる発展が期待できるという認識で一致し、共同研究契約締結に至りました。

 

 

今後の展開

 昨年、佐賀県の特産物を活用した化粧品原料開発に着手し、この原料を配合した商品を2017年に発売することを目指してい

ます。今後は、スリランカの伝統植物に関する共同研究を加え、さらに各種共同開発原料の科学的検証など行っていく予定です。

 

 

 

 

【お問い合わせ先】

 佐賀大学農学部 渡邉 啓一 電話番号 0952-28-8779

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