鹿島文学-甦る地域の文化遺産-を出版しました

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 『鹿島文学 ―甦る地域の文化遺産― 』(中尾友香梨・高橋研一・中尾健一郎共編、佐賀大学地域学歴史文化研究センター、2018年)を出版しました。

 佐賀が長い歳月をかけて培ってきた歴史的遺産の一つに、漢詩文文化があります。『鹿島文学』は鹿島出身の漢学者で日田咸宜園の最後の塾頭を務めた勝屋明濱(1870~1933)によって編纂された漢詩文集の草稿であり、鹿島藩主、黄檗僧、儒者、文人らによる鹿島ゆかりの漢詩文255篇を収めています。

 長い間、原本の行方がわからなくなっていましたが、平成28年に鹿島の黄檗寺福源寺で偶然見つかったので、その高い資料的価値を広く知ってもらうため、このたび翻刻しました。

 

 

【本件に関するお問い合わせ先】

   佐賀大学 地域学歴史文化研究センター

   TEL:0952-28-8378

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