佐賀大学プロジェクト研究所(SUPLA)
Saga University Project Laboratories

■人工頭脳医科学シナジー研究所

研究所名称 佐賀大学 人工頭脳医科学シナジー研究所
 所   長 大学院工学系研究科 和久屋 寛
 研 究 員 嬉 正勝、中島範子、熊本栄一、藤田亜美、堂薗 浩、山口暢彦、伊藤秀昭、古賀弘毅
 研究テーマ 医文理融合のシナジー効果に基づく人工頭脳医科学の研究推進とその利活用へ向けて
 研究概要
【研究概要】
<平成27年10月~平成30年9月>
 21世紀は「脳の世紀」とも言われ、現在、国内外で盛んに研究が進められている。 また、近年は複数の技術的なブレークスルーが報告され、「第3次人工知能ブーム」が到来したとの報道を目にすることも多くなった。

 佐賀大学においても、11年前の国立大学法人化の際、平成16年度学長経費(学内COE)へ 採択されたことを契機として、これに関わる学部横断型研究グループを立ち上げた。理学、工学、医学、生理学、心理学、言語学などを専門分野とする教員有志が中心となり、各部局に分散している学内研究者が集まって、 医文理融合型の研究体制を構築した。そして、3年前の前回申請時には、この研究体制を再構築したうえで、シナジー効果(相乗効果)に基づく所属部局の枠組みを越えた「人工頭脳医科学」に関する研究推進を目指した。 残念ながら、これまで目立った研究成果には結び付いていないが、このたびの連携や協調に関する試みは、ようやく実現へ向けて一歩を踏み出したところである。そこで、この第2期(平成27年10月~平成30年9月)においては、 更なる研究推進とその利活用へ向けて取り組む。

 本プロジェクトへ参画する専任教員は、第1期(平成24年10月~平成27年9月)と同様に、個人研究に重心を置きながら、そこで得られた研究成果を各自が研究集会 (人工頭脳医科学研究会)へ持ち寄り、異分野間の情報交換に努める。また、個別にチームを組んで、所属部局の枠組みを越えた連携や協調に基づくシナジー効果の創出に取り組む。そして、更なるレベルアップを図る。 具体的には、1)医・文・理の間でパートナーを作り、2)個別に研究打合せを繰り返し、3)研究成果の発表を目指す。また、個々のチームを拡張していき、最終的には全体として連携ができる体制を確立する。

 おもな活動は、毎月2回ほど開催する上述の研究集会である。これはお互いが情報交換を行う場であり、脳、生体、人工知能、ロボット、福祉などを専門とする研究者が、各自の研究成果を持ち寄って様々な観点からの議論を行う。 質問は随時受け付け、あまり格式張らずに内容重視の会合とする。また、学生や一般へも開放する。この研究集会は、学内COEの採択に伴って平成16年10月に第1回を開催し、平成27年7月末までに128回の開催実績がある。 これまでに培った様々な資産を継承しつつ、お互いの連携を深めるための場と位置付ける。

 これ以外の活動としては、引き続き、各教員が誘致している学会や研究会との提携・協力を積極的に検討する。学術的な交流の輪を 学外へと押し広げることで、学内では触れることのなかった舞台へ踏み出し、ここでもシナジー効果による更なる飛躍を図る。


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