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廃棄物削減の取組 |
活 動 計 画 |
結 果 |
1.使用済み封筒の再利用を進め、学内便用として繰り返し使用する。
ペーパーレス会議、両面印刷、Nアップ印刷等の推進により、
コピー用紙の使用量を削減する。
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各部局で実施
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2.廃棄物排出量・コピー用紙購入量を調査・報告し、各部局に廃棄物
排出量・コピー用紙使用量の削減を促す。
缶・ビン、ペットボトルの排出量を調査・報告し、リサイクルを促
す。
資源ごみの排出量を調査・報告し、資源ごみの回収を促す。
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ホームページにて公開 |
廃棄物排出量 目標:2023年度実績を維持 実績:16.7%削減 〇
2024年度の廃棄物排出量(761.7t)は、2023年度比では16.7%の削減を達成しました。キャンパス別にみると、本庄キャンパスは20.7%(120.5t)の削減、鍋島キャンパスは3.2%(15.1t)の削減、その他キャンパスは33.8%(17.2t)の削減となっています。これらの削減は、建物改修整備に伴う廃棄物の一時的な排出が落ち着いてきたことが主な要因と考えられます(図③-1、図③-2)。
なお、廃棄物置き場での廃棄物の不十分な分別がみられることがあり、廃棄物分別の徹底を進めていくことにしています。特に、産業廃棄物である廃プラスチックの分別が不十分で、一般廃棄物への混入により一般廃棄物処理場で受入れ不可になることがあり、課題の一つです。
図③-1 キャンパス別廃棄物排出量
図③-2 種類別廃棄物排出量
資源物排出量(有価物)
2024年度の資源物排出量(154.3t)は、 2023年度比2.8%の減少となりました。
建物改修整備に伴う資機材の更新が一段落したことで、有価物として排出される金属類が減少しています。
また、近年の新聞・雑誌は減少傾向にありますが、これは不要な物品の購入を控える取組の成果と考えられます(図③-3)。
図③-3 資源物排出量(t)
コピー用紙購入量 目標:2023年度実績を維持 実績:0.7%増加 ×
2023年度のコピー用紙購入量(77.7t)は、2023年度比0.7% の増加となりました。キャンパス別にみると、本庄キャンパスでは6.8%(1.3t)の増加、鍋島キャンパスは1.4%(0.8t)の増加となっており、その他キャンパスにおいてのみ28.5%(1.5t)の削減がみられました。
今後は、裏面再利用やペーパーレス会議の推進といった紙資源削減の取組を、さらに強化していく必要があります(図③-4)。
図③-4 キャンパス別コピー用紙購入量
学生の取組み
NPO 法人佐賀学生スーパーネット
1.NPO 法人佐賀学生スーパーネットとは
NPO法人佐賀学生スーパーネット(以下,スーパーネット)は環境保全事業として2003年秋頃より大学生協と協力して本庄キャンパス内でペットボトルリサイクル活動を開始しました。 「環境・地域・人に貢献する心」 をスローガンに掲げ,環境保護活動や教育支援といった活動に日々取り組んでいます。
主な活動であるペットボトルキャップ回収については本庄キャンパス内だけでなく,佐賀県ユニセフ協会、佐賀市内の公民館や新聞社,県内各地の高等学校,スーパーマーケット,個人の方々からも集めています。集めたキャップを売却して得た利益は「NPO法人 世界の子どもにワクチンを(JVC)」へ寄付し,JVCからユニセフを通じて開発途上国へのワクチン代金として寄付する取組となっています。
また、環境保護への取り組みとして、竹切を行い、中山間地域の林業を支える他、資源の有効活動にも取り組んでいます。
そのほか,様々な環境イベントへの参加を通じて,メンバー内だけでなく地域の人々の環境保護意識の向上を図っています。
2.活動について
2024年度も多くの方々からキャップの回収に協力していただき、ワクチン代金として寄付することができました。
また、2023年度同様、ものスゴフェスタ・水辺フェスの参加を通じて、多くの方への取り組みの認知度向上、環境への意識づけに向けた活動を行いました。
竹切りについては、三瀬の山や佐賀水ものがたり館で竹を切り、それらを使って、ワークショップや学祭で竹細工作り体験を提供しました。竹細工作り体験・竹細工の販売を通して、放置竹林の問題定義、都市と地域の交流の重要性を伝えています。
これらの活動は学生ボランティア助成(一般財団法人学生サポートセンター)に採択され,2014年度にエコさが基金受賞などの評価、2023年度には国際ソロプチミスト佐賀様より学生ボランティア賞を受賞しています。また、2023年度は 4 度目の学長賞を頂きました。
3.今後の取組
今後の取組としては、これまで取り組んできたキャップ回収活動の継続に加え、学内外でのキャップ回収場所の増加を目指しより多くの学生や地域の方々にペットボトルの分別などの環境保護の意識づけを行っていきたいと考えます。今年度は部員も増えたためこれまでのイベントのみならず、その他のイベントにも積極的に参加したいと思います。また、私たちの活動を周知して頂くことで、スーパーネットの部員のみならず佐賀大学生も一丸となって取り組めるような環境づくりに力を入れていきたいと思います。
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