佐賀大学医学部医学科共用試験CBT・OSCE実施要項
(平成18年11月16日制定)
(趣旨)
第1条 佐賀大学医学部医学科の共用試験CBT・OSCEの実施については,本
要項の定めるところによる。
(試験の位置づけ)
第2条 共用試験CBT・OSCEの合格は,4年次から5年次への進級資格要件
の1つとする。
2 共用試験CBT・OSCEの成績は,医学科4年次までの教育成果指標の一つ
とし,カリキュラム及び教育方法等の改善に資するものとする。
(試験の実施時期)
第3条 共用試験CBTについては,4年次の1月の第3週に実施することを原
則とする。
2 共用試験OSCEについては,4年次の臨床入門最終日から2週目に実施す
ることを原則とする。
(再試験及び追試験)
第4条 本試験を不合格となった者及び傷病その他やむを得ない理由により本
試験を欠席した者は,再試験又は追試験を受験しなければならない。
2 前項の理由に該当し本試験を欠席する者は,あらかじめ試験欠席届及び医師
の診断書又は理由書(その理由を記載し,説明できるもの)を提出しなければ
ならない。ただし,やむを得ない事情により事前に提出できなかった者は,遅
延理由書を添付して,可及的速やかに手続きを行わなければならない。
3 共用試験CBTの再試験及び追試験は,本試験後4週目に実施する。
4 共用試験OSCEの再試験及び追試験は,2月末日までに実施する。
(試験実施委員会)
第5条 教育委員会は,共用試験CBT・OSCEを運用・実施するため,共用試
験CBT・OSCEそれぞれに試験実施委員会を置く。
2 試験実施委員会は次に掲げる委員をもって組織する。
(1) CBT試験実施委員会
(ア) 総括責任者:地域医療科学教育研究センター地域包括医療教育部門の
教授をもって充てる。
(イ) 副医学部長(教育担当)
(ウ) 医学科長
(エ) 実施委員
a サイトマネージャー1名:医学科(地域医療科学教育研究センター
及び先端医学研究推進支援センターを含む)所属の教員の内から総括
責任者が指名する。
b CBTモニター委員4名:基礎系の講師以上の教員から総括責任者
が指名する。
(2) OSCE試験実施委員会
(ア) 総括責任者:地域医療科学教育研究センター地域包括医療教育部門の
教授をもって充てる。
(イ) 副医学部長(教育担当)
(ウ) 医学科長
(エ) 実施委員
a ステーション責任者7名:各OSCEステーションあたり1名,原則として医学科臨床系教授又は准教授の内から総括責任者が指名する。
b その他:総括責任者が必要と認める者。
3 前項第1号及び第2号の実施委員の任期は2年とし,再任を妨げない。ただ
し,欠員により補充された委員の任期は前任者の残余の期間とする。
4 第2項第1号及び第2号の試験実施委員会委員長は総括責任者をもって充てる。
5 第2項第1号及び第2号の試験実施委員会は,CBT問題作成検討部会委員,CBT試験監督者,OSCE評価者を次の基準により選出するものとする。
(1) CBT問題作成検討部会委員4名:基礎系及び臨床系教員からそれぞれ2名
を選出する。
(2) CBT試験監督者4名:CBTモニター委員をもって充てる。
(3) OSCE評価者約40名:臨床系の教員から選出する。
6 試験実施委員会は,審議事項を教育委員会に報告するものとする。
(成績評価)
第6条 共用試験CBT・OSCEの成績評価は,合格,不合格のみで行う。
(合格判定)
第7条 共用試験CBTの合否は,CBT総括責任者が副医学部長(教育担当)及
び医学科長と協議の上判定する。
2 共用試験OSCEの合否は,OSCE試験実施委員会で協議の上判定する。
附 則
この要項は,平成17年4月1日から実施する。
附 則(平成18年11月16日改正)
この要項は,平成18年11月16日から実施する。
附 則(平成19年3月8日改正)
この要項は,平成19年4月1日から実施する。