実践智で未来を拓く 佐大ビジョン2040

SADAI VISION 2040

Vision

Wisdom in Action for a Shared Future

「実践智で未来を拓く」

 我が国は、18歳人口の構造的減少、Society 5.0への不可逆的移行、そして地域社会の持続可能性という複合的な課題に直面しています。こうした非連続的変化の時代において、地方国立大学に求められる役割は、従来の「地域貢献」にとどまるものではありません。地域の未来像を主体的に構想し、その実現を社会とともに先導する「共創の中核」へと進化することが求められています。

 佐賀大学は、「実践智で未来を拓く」を本ビジョンの中心理念として掲げます。

 実践智とは、学術的知見、倫理観、状況判断力、経験、そして行動力を統合し、変化する社会の中で、ウェルビーイング(Well-being)の実現に向けて他者と協働しながら最善の判断と行動を選び取る知の在り方です。

 実践智を創出し、共有し、社会的価値へと転換すること。
利害の異なる人々や組織が協働し、相互に価値を高め合う関係を築く「共利」の精神のもと、世界のウェルビーイングに貢献すること。
 それが本学の未来社会に対する使命です。

 さらに本学は、地域を「学び」と「社会実装」の場として位置づけ、産官学民との協働を通じて新たな社会的価値を創出し、「地域未来共創大学」へと進化します。地域に根差し、世界に開かれた大学として、佐賀から日本へ、そして世界へと社会変革を広げていきます。

 本学の経営理念の中核は人的資本経営です。教職員と学生は、未来社会を共創する最も重要な資本であり、その能力を最大限に発揮できる環境を整え、挑戦を後押しし、全ての構成員の持続的成長を促進します。

 本ビジョンを、佐賀、日本、そして世界の未来のために、教職員と学生が一体となり(教職学協働)、確かな行動として実現していきます。

2026(令和8)年4月

佐賀大学長 野出孝一

式典・イベント等 
学長の活動の様子はこちら

参考:佐賀大学の様々な取組これまで本学で行ってきた様々な取組は、次のサイトから確認できます。

佐賀大Press

Mission

Mission

佐賀大学憲章

佐賀大学は、これまでに培った文、教、経、理、医、工、農等の諸分野にわたる教育研究を礎にし、豊かな自然溢れる風土や諸国との交流を通して育んできた独自の文化や伝統を背景に、地域と共に未来に向けて発展し続ける大学を目指して、ここに佐賀大学憲章を宣言します

魅力ある大学

目的をもって活き活きと学び行動する学生中心の大学づくりを進めます

創造と継承

自然と共生するための人類の「知」の創造と継承に努めます

教育先導大学

高等教育の未来を展望し、社会の発展に尽くします

研究の推進

学術研究の水準を向上させ、佐賀地域独自の研究を世界に発信します

社会貢献

教育と研究の両面から、地域や社会の諸問題の解決に取り組みます

国際貢献

アジアの知的拠点を目指し、国際社会に貢献します

検証と改善

不断の検証と改善に努め、佐賀の大学としての責務を果たします

Vision

Vision

教育

Educaiton

教学相長1と伸育による未来共創人材の育成

教職員と学生が互いに学び、高め合う「教学相長(きょうがくあいちょうず)」を根幹に据え、学術的探究と実践的経験を往還する学修を通じて、知識を社会の中で活かす力を育みます。

正課教育、課外活動、地域連携を有機的に結び、学生が自ら課題を発見し、協働しながら解決する学びを推進します。

可能性を最大限に引き出す「伸育(しんいく)」により、多様な主体と共に未来社会を構想し、新たな価値を創造する人材(Co-creator)を育成します。

Value

学び合い 社会で活きる力 伸育 Co-creator育成

1.教学相長(きょうがくあいちょうず):教えることと学ぶことが相互に作用し、共に成長するという考え方。中国古典『礼記』に由来。

研究

Research

智の統合による学術フロンティアの創出

本学の強みを基盤に、異分野融合によって智を統合し、新たな学術領域を創出します。

「共利」の精神のもと、基礎研究と社会実装を志向する実証研究を相乗的に展開し、地域課題解決を起点とした成果を世界へ発信します。

新たな社会的価値と学術フロンティアを切り拓き、未来社会のウェルビーイングに貢献します。

Value

異分野融合 基礎・実証研究の相乗展開 地域から世界へ

社会貢献

Social Contribution

智の連携による持続可能な未来社会への変革

「共利」を原動力とした自律分散型社会の核となる共創プラットフォーム2を構築します。

知的資本と物的資本を社会に開放し、産官学民の連携によって地域課題を解決するとともに、新たな産業を創出します。

地域や現場を学修の場とする実践教育を通じ、挑戦するCo-creatorを社会へ輩出します。

Value

共創プラットフォーム 資本の開放 産官学民連携

2.共創プラットフォーム:大学がハブとなり、自治体・産業界・市民が対等な立場で参画し、地域課題の解決策を企画・立案・実行する仕組み。従来の地域構想推進プラットフォームを発展させた、実装志向型の共創基盤を指す。

地域連携紹介マップ

国際貢献

International Contributions

智の循環による世界人の輩出と国際互恵

世界から学生と研究者が集い、多様な文化や価値観が響き合うキャンパスを実現します。

開かれた環境のもと、互いを尊重し支え合う「国際互恵」の精神を体現し、未来社会を構想し自ら行動するリーダー「世界人」を育成します。

教育と研究の成果を国際社会へ還元し、国境を越えた智の循環(国際頭脳循環)を生み出すことで、世界の課題解決に貢献します。

Value

ボーダレス・キャンパス 国際互恵 国際頭脳循環

3.ボーダレス・キャンパス:物理的キャンパス、組織、国境、時間の壁を越え、大学機能を開放・拡張することで、知と人材の共創を促進する戦略的概念。

国際交流推進センター

法人経営

Corporate Management

人的資本価値を最大化4する法人経営

人的資本を経営理念の中核に据え、持続的成長と社会的価値を創出します。

心理的安全性5の高い組織を構築し、DEI&B6を推進するとともに、挑戦を正当に評価する組織文化を醸成します。

ブランドガバナンス7と統合アセットマネジメント8を確立し、DX9を活用した機動的かつ戦略的な法人経営を実現します。

Value

価値最大化 心理的安全性 DEI&B

4.人的資本価値の最大化:教職員・学生・ステークホルダーを資本と捉え、能力・知識・経験を最大限に引き出し、大学の成果と持続的成長につなげること。
5.心理的安全性:多様な人材が相互に尊重され、安心して意見を述べ、能力を最大限に発揮できる組織的基盤を指す。
6.DEI&B:多様性(Diversity)、公平性(Equity)、包摂性(Inclusion)、帰属意識(Belonging)を通じ、心理的安全性の高い組織を実現する考え方。
7.ブランドガバナンス:佐賀大学の価値・信頼・評価を中長期的に最大化するための統制・管理の枠組み。
8.統合アセットマネジメント:ヒト・モノ・カネ・スペース等の全経営資源を横断的に管理・配分し、全体価値を最大化する仕組み。
9.DX(デジタルトランスフォーメーション):AIやデータ利活用などのデジタル技術を通じて、教育・研究など、大学の在り方を変革し、学修成果や社会的価値の向上を図ること。

ダイバーシティ推進室

SADAI
VISION
2040

佐大ビジョン2040

世界や社会が大きく変化する時代において、未来は待つものではなく、共に創り出すものへと変わりました。
佐賀大学は「実践智」を軸に、人と社会の未来に向き合いながら、新たな価値を未来へ社会へと広げ続けていきます。

Mission

佐賀大学の使命・価値観・行動指針を示す基本理念(ミッションステートメント)であり、時代を超えて継承される本学の指針です。

Mission

SADAI VISION 2040

Vision

Missionを実現するため、2040年に向けて本学が目指す将来像を示すものです。中心となる将来ビジョンのもと、教育・研究・社会貢献・国際貢献・法人経営の5つの領域において、それぞれ具体的なビジョンを定めます。

Vision

SADAI VISION 2040

価値観
Value

各領域のビジョンを実践するうえで重視する価値観、行動規範、目指す姿、及びそれを支える制度的基盤を示すものです。

Value

SADAI VISION 2040

取組
Initiative

各領域のビジョンを実現するための個々の具体的な取組、プロジェクトを指します。一部は中期目標・中期計画に位置付けられます。

Initiative

SADAI VISION 2040