佐賀大学地域学歴史文化研究センターは，10月25日（金），小城市立歴史資料館において，「佐賀大学・小城市交流事業特別展」の開場式を開催した。

　式では，兒玉浩明学長，江里口秀次小城市長の挨拶の後，同センターの宮武正登センター長から大野敬一郎小城市教育委員会教育長への図録の贈呈，寺本憲功副学長を交えた関係者によるテープカットも行われた。

　平成16年度より開催している本特別展は，同センター開設以来，小城市教育委員会との共催により，毎年異なるテーマを掲げ実施しているもので，地元の郷土史研究者や，歴史・伝統文化等に興味を持つ一般市民が多数来場している。

　今回は，12月8日までの期間，「京の雅と小城藩」をテーマに，小城藩と朝廷の関わりを説明するとともに，二代目小城藩主鍋島直能をはじめとした小城の人々が取り入れた，京都の雅な文化のあり方を紹介する。

挨拶をする兒玉学長

大野教育長に図録を贈呈する宮武センター長

関係者によるテープカット

三ツ松講師による展示資料の説明