海洋エネルギー研究センターの共同利用・共同研究拠点期末評価について

 佐賀大学海洋エネルギー研究センター(海洋エネルギー創成と応用の先導的共同研究拠点)の共同利用・共同研究拠点としての第2期中期目標・中期計画期間中の評価が文部科学省において行われ、平成27年9月30日、科学技術・学術審議会学術分科会研究環境基盤部会共同利用・共同研究拠点に関する作業部会における審議を踏まえた評価結果が取りまとめられました。

 

 今回の同センターの期末評価では、海洋の再生可能エネルギーに関するユニークな設備を共同利用に供することにより、海洋温度差発電等に関する重要な研究を推進し、久米島へのサテライトの設置やアジアの関連機関との連携など、活発かつ効果的な活動とともに、企業とも連携し地域にも貢献している点、大学から充実した支援を受けている点などが高く評価されました。

 

 今後も、共同利用・共同研究拠点として活動し、研究成果をあげるため、欧米等との連携を促進し、実用化に向けた中長期的な研究展開の構想を立てるとともに、大学ならではの視点により、実用化以外の波及効果や関連する技術要素の研究開発等を含めた拠点としてのロードマップの策定等を行う予定です。

 

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