全国初のタブレットCBT入試を実施 《自動採点、間違えたら再チャレンジ》(2017年12月1日)

 佐賀大学は12月1日,理工学部と農学部の推薦入試の受験者(65人)を対象にタブレット(iPad)を使った入試を国内

大学で初めて実施しました。 入試方法は, 試験開始前にタブレットの操作方法を30分説明した後, 60分の試験時間内で

数学,物理,化学,生物,英語の教科書レベルの問題を出題しました。今回実施した試験は,基礎学力に加え,一度間違えた

問題でも,タブレットの特性をいかして,試験時間中に自動採点し,解説を示したうえで類題を解かせ,「学習する能力」も

見る「基礎学力・学習力テスト」というものです。試験終了後は解答の採点も自動化され受験生個々の答案は直後に行われた

面接においても活用しました。

 「佐賀大学版CBT」システムは,佐賀大学アドミッションセンター(西郡大センター長)が県内企業(株式会社佐賀電算

センター) と約2年6か月前から共同開発したもので, 開発したCBTシステム(学習力測定) と認証コードにより問題を

変える運用制御の2件については,特許出願も行いました。平成30年度以降は,推薦入試やAO入試においてタブレットを

利用した英語4技能や動画などを用いた小論文などの入試方法についても導入を行う計画であり,また,教育への応用につい

ても検討を行う予定としています。

 

 

 

CBT入試『基礎学力・学習力テスト』操作イメージ動画

 

 

 

試験開始前にタブレットの操作方法を確認する受験生

 

 

 

【この件に関する問い合わせ先】

   佐賀大学学務部入試課

   TEL:0952-28-8178

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