佐賀大学医学部・木村晋也教授が,日本がん分子標的治療学会学術賞「鶴尾 隆賞」を受賞!

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 がん分子標的薬は,がん細胞において非常に重要な働きをしている遺伝子や蛋白質の分子だけを攻撃します。そのため副作用が少なく,高い効果が得られ,現在がん治療の中心となってきました。

 

 鶴尾 隆博士 (1943-2008) は,がん分子標的治療研究において数多くの業績をあげられると共に,日本がん分子標的治療学会を主宰され,この領域の振興に大きく貢献されました。

日本がん分子標的治療学会は,鶴尾 隆博士のご功績を称え,がん分子標的治療研究の一層の推進を計るため,学術賞として「鶴尾 隆賞」を2010年に創設しました。本賞の過去の受賞者には,元東京大学医学部長や現国立がん研究センター研究所長などもおられます。

 

  木村晋也教授は,慢性骨髄性白血病に対する新規薬剤やその有効利用のための検査機器の開発,そして世界で初めての第二世代薬の中止試験などを行ってきました。これら「慢性骨髄性白血病に対する創薬・育薬」に対する貢献が認められ,2018年度の「鶴尾 隆賞」を受賞し,2019年6月13日に大阪で行われた日本がん分子標的治療学会総会において,授賞式および受賞講演が行われました。

 

授与された盾

 

表彰式の様子 木村教授(左)

 

 

 

 

【本件に関するお問い合わせ先】

   佐賀大学医学部内科学講座 血液・呼吸器・腫瘍内科

   教授 木村晋也

   TEL: 0952-34-2366,FAX: 0952-34-2017

   E-mail: shkimu@cc.saga-u.ac.jp

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