組織
佐賀大学の学生及び地域に住む人々に対し、包括的な切れ目ない学修支援、キャリア形成支援及びリカレント教育支援を実施することにより、学修者のウェルビーイングを深化させることを目的として、センターに「学修支援部門」「キャリア支援部門」「リカレント教育部門」を設置しています。
詳細については、各部門のページをご覧ください。
センター長挨拶
新しい学生支援のかたちを目指して
佐賀大学は「面倒見の良い大学」を目指し、全学を挙げて学生の総合的な支援を行っています。その一環として、これまでの「学生支援室」、「キャリアセンター」、社会人の学びを支援する「生涯学習センター」を統合した「佐賀大学ウェルビーイング創造センター」が令和6年4月にスタートしました。障がいや特性を持つ学生が学びだけでなく就職にも困っている、理工系女子学生が結婚・出産などのライフデザインを描く上で就職先に悩んでいる、あるいは社会人に求められる学び直し(リスキリング)についても、その学びを自身のキャリアにどのように活用するのか、といった複合的な悩みにも対応できる体制を構築することで、学生生活から就職まで抜けや漏れがないシームレスな支援を行っていくことがセンターの目的です。
“ウェルビーイング(well-being)”とは、目の前の幸福に限らず、生きがいや人生の意義なども含め身体的・精神的・社会的に将来にわたって幸せな状態が続くことを意味します。近年、ウェルビーイングの研究施設や学科を有する大学が増えつつありますが、学生支援という目的でウェルビーイングを冠した組織を持つのは本学が国内で初めてです。単に悩みの解決にとどまらず、大学在籍中から卒業後の将来を含めて、その学生にとっての幸福とは何かを一緒に考え、創り上げていくことを意図して命名されました。
近年、入試の成績は優れているのに授業に適応できない、ノートの取り方や勉強方法がわからない、といった高等教育を受ける上での学生のレディネス(準備)低下が多くの大学で問題になっています。またAI(人工知能)の台頭など、我々を取り巻く環境は一変しつつあります。そのような時代をたくましく生き抜いていくためには、「佐賀大学のこれから ―ビジョン2030―」に掲げられている“しなやかな知性と未知なる領域に踏み出せる行動力”は必須です。センターでは学びのスキルを高めるアカデミックアドバイジングの機能も充実させ、佐賀大学に関わるすべての人々の生涯にわたる学びの場と幸福を考える機会を提供していきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ウェルビーイング創造センター長 倉岡 晃夫
3部門で構成された支援体制
学修支援部門
・集中的に支援を要する学生(障害(障害者基本法(昭和45年法律第84号)第2条第1号に規定する障害をいう。)のある学生を ▶学修支援部門Webサイトへ
含む。)に関わる相談、支援及び交流に関すること
・修学の指導、支援及び相談並びにそれらの企画等に関すること
・その他学修支援に関すること
キャリア支援部門
・キャリア教育の企画・実施に関すること ▶キャリア支援部門Webサイトへ
・インターンシップの実施に関すること
・就職先の開拓に関すること
・就職に係る調査・広報に関すること
・障害学生の就職支援に関すること
・その他就職支援に関すること
リカレント教育部門
・リカレント教育事業の企画、立案及び実施に関すること ▶リカレント教育部門Webサイトへ
・リカレント教育に係る広報に関すること
・リカレント教育の調査に関すること
・地域のリカレント教育関連機関との連携及び協力に関すること
・ライフ・ポートフォリオに関すること
・その他リカレント教育支援に関すること
ウェルビーイング創造センター全般に関するお問合せ先
学務部学生生活課 gakuseso※mail.admin.saga-u.ac.jp
(※を@へ変更して送信してください)
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