農学研究科の学生が 第27回日本生物工学会九州支部大分大会にて学生賞を受賞
この度、佐賀大学大学院農学研究科 修士課程2年の三浦 侑生さんが 第27回日本生物工学会九州支部大分大会において「学生賞」を受賞しましたのでお知らせします。
【受賞者】
佐賀大学大学院 農学研究科 修士課程2年 三浦 侑生(みうら ゆい)
【受賞した賞の名称】
学生賞(修士の部)
【受賞先】
第 27回 日本生物工学会九州支部大分大会
【受賞した日】
令和3年12月4日
【受賞した研究の題目】
白麹菌の Aspergillus luchuensis mut. kawachii における GH128 β-1,3-glucanase の役割解明
【受賞につながった研究内容】
焼酎製造に用いられる白麹菌の2つの糖質加水分解酵素GH128ファミリーβ-1,3-glucanaseが 白麹菌の菌糸を伸長させる際の細胞壁の合成とリモデリングに重要であることを初めて明らかにした。
【その他PRしたい特記事項】
発酵食品を作るのに必要な麹での麹菌の菌糸伸長は、米などの原料の糖化に密接に関係しています。本研究成果は、白麹菌による安定な麹の作成を可能にします。また、GH128ファミリーβ-1,3-glucanase酵素はβ-1,3−グルカンに作用して、グルコースを生成せずにβ-1,3-オリゴ糖を生成する特徴があり、機能性β-1,3−オリゴ糖の生産のための酵素利用が期待されます。
【教員活動DBのリンク先】
後藤 正利
https://research.dl.saga-u.ac.jp/profile/ja.47f0740a91a80f29.html
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学 農学部 生命機能科学コース 応用微生物学分野
教授 後藤 正利
E-mail:mgoto@cc.saga-u.ac.jp
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