日本昆虫学会第85回大会優秀ポスター賞受賞
【受賞者】
栗田桃萌(農学研究科 修士課程2年)
【受賞した賞の名称】
2025年度優秀ポスター賞
【受賞先】
日本昆虫学会第85回大会
【受賞した日】
2025年9月15日
【受賞した研究の題目】
ミツボシカメムシにおける異なる寄主植物に応じた飛翔筋融解時期の違い
【受賞につながった研究内容】
本研究では、ミツボシツチカメムシが異なる寄主植物を利用する際に、飛翔筋(飛ぶための筋肉)の融解(退化)時期がどのように変化するかを調べました。その結果、外来植物を利用する個体群では、繁殖時期や飛翔筋の融解時期がともに早いことが分かりました。特に雌では、融解時期が早く、他の寄主植物へは移動していないと考えられました。このように、新たな寄主植物の利用が昆虫の生活史形質に変化をもたらすことを明らかにした点などが評価され、ポスター賞の受賞につながりました。
【researchmapのリンク先】
https://researchmap.jp/read0148811
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学農学部教授 徳田 誠
E-mail:tokudam@cc.saga-u.ac.jp