野出学長がマレーシア工科大学Vice-Chancellor(学長)と懇談
【概要】
佐賀大学の野出 孝一学長は、2025年10月7日に、マレーシア工科大学(UTM)が主催した「UTM University Presidents Forum 2025」にパネリストとして登壇し、この機会の翌日8日に、UTMのモハメド・シャフリー・ビン・モハメド・ラヒム学長と両大学間の連携強化について意見交換を行うため懇談しました。本懇談には、本学から坂本 麻衣子国際担当副学長および池上 康之海洋エネルギー研究所長らも同席しました。
本学とUTMは、JST・JICAの国際共同研究事業「SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力)」を通じ、すでに協力関係を築いており、マレーシアのプトラ大学(UPM)のキャンパス内に、本学とUTM-UPMの共同研究拠点として「H-OTEC(Hybrid Ocean Thermal Energy Conversion)」を設置し、海洋エネルギーに関する研究を推進しています。
今回の懇談では、この実績を基盤に、両大学間の学術交流協定締結に向けた協議を本格的に進めることで合意し、既存の研究連携の強化に加え、サマープログラムなどを通じた全学的な学生交流の推進や、総合大学の強みを活かし、医学分野とUTMの工学分野という異分野間での新たな連携の可能性についても意見が交わされました。
本学は、地域や国際社会の課題に迅速かつ効果的に対応していくため、今後も国内外の機関との連携を強化し、地域から世界へ知の循環により社会を創生してまいります。
モハメド・シャフリー・ビン・モハメド・ラヒムVice-Chancellor(学長)と懇談
モハメド・シャフリー・ビン・モハメド・ラヒムVice-Chancellor(学長)へ記念品の贈呈
マレーシア工科大学の関係者と集合写真
【本件に関する問い合わせ先】
学術研究部 研究推進課 国際企画室
TEL: 0952-28-8166
mail: kokusai@mail.admin.saga-u.ac.jp