理工学専攻バイオ・マテリアルエンジニアリングコースの大学院生が 「第71回ポーラログラフィーおよび電気分析化学討論会」で 優秀ポスター発表賞を受賞

【概要】
 理工学研究科理工学専攻バイオ・マテリアルエンジニアリングコース博士後期課程3年のMuhammad Yudha Syahputraさんが,第71回ポーラログラフィーおよび電気分析化学討論会のポスター発表部門で優秀ポスター発表賞を受賞しました。

【本文】
 理工学研究科理工学専攻バイオ・マテリアルエンジニアリングコース博士後期課程3年のMuhammad Yudha Syahputraさんが、「第71回ポーラログラフィーおよび電気分析化学討論会」のポスター発表部門で優秀ポスター発表賞を受賞しました。

 本討論会は、界面電荷移動の基礎研究をベースとした、電気分析化学・解析電気化学を主な研究分野とする日本ポーラログラフ学会主催の学術講演会で、本分野の第一線で活躍している大学、国公立の研究機関ならびに企業等の研究者と学生が多数集い、毎年秋に開催されています。今年は2025年10月22日(水)~23日(木)に宮崎市青島のホテルで開催されました。本討論会では、優れた研究成果と適切な質疑応答を兼ね備えた発表を行った学生に対して、厳格な審査を経て、優秀ポスター発表賞が授与されています。

 Muhammad Yudha Syahputraさんは、博士論文研究として、飲料に含まれるカフェイン濃度を容易にかつ低コストで計測できるセンサ開発を目指して、紙ベースの電極基板を用いた使い捨てのone-useセンサの開発に成功しました。今回は、本センサが液体クロマトグラフィーから解析された飲料水(例えばコーヒーや緑茶など)に含まれるカフェイン濃度とほぼ一致するカフェイン測定値を示し、実用に耐えられるセンサ開発の研究成果が優れていたことに加えて、そのプレゼンテーションと質疑応答が優れていると判断され、本受賞に至りました。

〇学生優秀発表賞
 理工学研究科理工学専攻バイオ・マテリアルエンジニアリングコース博士後期課程3年
   Muhammad Yudha Syahputra さん (指導教員:冨永 昌人 教授)

題目:Development of Paper-Based One-Time Use Caffeine Sensor and Its Application to Commercially Available Drinking Water(使い捨て紙基板型カフェインセンサーの開発と市販飲料水への応用)

参考:日本ポーラログラフ学会(http://www.polaro.jp/meeting.html)


            表彰式


       授与された賞状

 

【本件に関する問い合わせ先】
  佐賀大学理工学部総務  電話 0952-28-8513

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