第18回日本暖地畜産学会優秀発表賞受賞

【受賞者】
亀田 海太郎(かめだ うみたろう)(農学研究科 修士課程2年)
【受賞した賞の名称】
日本暖地畜産学会 優秀発表賞
【受賞先】
日本暖地畜産学会
【受賞した日】
2025年10月25日
【受賞した研究の題目】
ウシ精子におけるDNAメチル化レベルと精子運動性との関係
【受賞につながった研究内容】
人工授精に供される精液の供給源である種雄牛の繁殖能力をその選抜過程で正確に評価することは良好な受胎率を得るためにも重要である。近年、精子ゲノム上の特定部位におけるDNAメチル化レベルが人工授精後の受胎率と相関があるという報告がなされた。しかしながら、精子DNAメチル化レベルがなぜ受胎率に影響を及ぼすのかについては不明であった。本研究では、DNAメチル化レベルが精子運動性の維持と相関すること、これらの領域のDNAメチル化レベルは加齢に伴い上昇することから雄牛の性成熟度を推定する指標のひとつとなる可能性が示された。

【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学農学部教授 山中賢一
E-mail: kyama@cc.saga-u.ac.jp


