令和7年度佐賀大学・小城市交流事業特別展 「安定から動乱へ~小城藩歴代藩主とその時代~」開催について

小城藩は初代藩主元茂から3代藩主元武の頃までに藩体制が確立し、安定期を迎えました。4代藩主直英以降の歴代藩主は財政難など問題を抱えつつも、産業の振興、学問の奨励など、さまざまな施策を推進しました。
19世紀に入ると欧米列強が日本に接近し、イギリスと清国が戦ったアヘン戦争の情報を得た佐賀藩10代藩主鍋島直正は、軍事力強化につとめます。小城藩でも、9代藩主直堯以降、佐賀藩とともに欧米列強の脅威に備えました。安定した時代は終わり、動乱の足音が聞こえてきました。
今回の特別展では、小城藩における安定期から動乱の時代に移り変わる過程について、小城藩日記(佐賀大学附属図書館所蔵小城鍋島文庫)などの史料をもとに、歴代藩主の事跡を中心に紹介します。
会 期:10月31日(金)~12月14日(日)(月曜日休館)
午前9時~午後5時
会 場:小城市立歴史資料館企画展示室(小城市小城町158-4 桜城館2階)
入場料:無料
※図録・史料集を無償で頒布しています。
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学地域学歴史文化研究センター 伊藤昭弘
TEL・FAX:0952-28-8378
E-mail:itouaki@cc.saga-u.ac.jp



