国立大学法人佐賀大学と独立行政法人国際協力機構(JICA)が 連携覚書を締結

【概要】
 国立大学法人佐賀大学(学長:野出 孝一)と独立行政法人国際協力機構九州センター(JICA九州所長:後藤 光氏)は、2026年3月5日(木)、開発途上地域への国際協力の質向上、および学術研究・教育の発展に寄与することを目的とした連携覚書を締結いたしました。

 本日の連携覚書は、これまで両機関が積み重ねてきた確かな実績を礎としています。地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)※によるマレーシアでの海洋温度差発電や、タンザニアでの有機養液栽培といったプロジェクト等を通じ、草の根の活動から高度な研究協力までの多角的な成果を挙げてまいりました。今後は、こうした個々の研究者レベルの協力を、大学組織としての包括的・全学的な連携へと深化させ、より強固な支援体制の構築を目指します。

 調印にあたり、佐賀大学の野出学長は、「JICA様とともに、世界の現場を学びと社会実装の場とし、そこで得られた生きた知を地域社会へ還元し、さらに国境を越えたダイナミックな智の循環への第一歩としたい」と展望を述べました。またJICA九州の後藤所長は、「佐賀大学様が持つ高度な知的ポテンシャルを最大限活用し、途上国や日本社会へ貢献していくことを目指したい」と、本連携への強い期待を寄せました。

 調印後の次の具体的な取り組みとして、本年の3月26日から27日にかけて、沖縄県久米島町にて「国際島嶼GXモデル・アカデミック・サミット」を開催いたします。本学の海洋エネルギー研究所が主催するこのサミットでは、研究者や国際組織、政府、産業界の代表が一堂に会し、エネルギー・水・食料・気候変動といった重要課題に対するGX(グリーントランスフォーメーション)モデルを議論します。

 本学では、この「智の循環」を通じて、国内外の社会課題の解決に貢献するとともに、次世代を担う「世界人」の育成と、国際互恵の深化による国際貢献に、より一層邁進してまいります。

※地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS):
 日本の先端科学技術と政府開発援助(ODA)を連携させ、地球規模の課題解決を目指す国際共同研究プログラム。JICAとJST(科学
 技術興機構)などが協力し、日本と途上国の大学・研究機関による共同研究を支援している。 

 

 
       佐賀大学野出学長の挨拶                JICA九州 後藤所長の挨拶
 
     野出学長及び後藤所長による署名               連携覚書を前に記念撮影

 

【本件に関する問い合わせ先】
  佐賀大学 学術研究部 研究推進課国際企画室(木村)   TEL: 0952-28-8203
    Email:  kokusai@mail.admin.saga-u.ac.jp

戻る

TOP