坂本国際担当副学長らが「日本のユネスコ加盟75周年記念フォーラム」および「国連大学カンバセーション・シリーズ」に出席

【概要】
2026年5月20日(水)・21日(木)の両日、国連大学(東京・渋谷)において「日本のユネスコ加盟75周年記念フォーラム」および「国連大学カンバセーション・シリーズ」が開催され、本学から坂本麻衣子国際担当副学長と矢田裕美学術研究部研究推進課国際企画室長が出席しました。
初日の「日本のユネスコ加盟75周年記念フォーラム」には、ユネスコのハーリド・エル・アナーニー事務局長をはじめ、外務・文部科学両大臣、チリツィ・マルワラ国連大学学長ら国内外の要人が出席しました。式典では、教育・科学・文化の振興を通じた国際平和への貢献、人類共通の福祉と持続可能な社会の実現など、ユネスコがこれまで世界および日本において果たしてきた役割とその普遍的意義が改めて共有されるとともに、今後の国際協力の展望について活発な議論が交わされました。

開会挨拶の様子
(右からマルワラ国連大学学長・アナーニー事務局長・日比谷日本ユネスコ国内委員会会長・
茂木外務大臣・松本文部科学大臣)
式典後の情報交換会では、坂本副学長から藤原章夫文部科学省顧問(前文部科学事務次官)へ今年3月に本学の海洋エネルギー研究所が沖縄県久米島町で開催した「国際島嶼GXモデル・アカデミック・サミット(IASIR)」において、マルワラ学長が地元女子高校生の地域魅力化等に関する質問に深く感銘を受けられたエピソードを紹介しました。地域と世界をつなぎ、国際連携・次世代育成・地域創生を一体的に推進する本学の取り組みに対し、藤原顧問から高い関心と評価が寄せられました。

鏡開きの様子 藤原文部科学省顧問
(中央左)・山口所長(写真左)・坂本副学長(中央右)
翌21日には、国連大学カンバセーション・シリーズ「地球規模の三重の危機への対処」が開催され、マルワラ学長と国連環境計画(UNEP)事務局長であるインガー・アンデルセン国連事務次長による対談が行われ、矢田国際企画室長が出席しました。対談では、気候変動、生物多様性の損失、環境汚染から成る「三重の惑星危機」が相互に深く関連し合っている現状について強い危機感が示されました。アンデルセン事務局長は、国境を越えて広がる環境課題に対しては、多国間による国際協調こそが不可欠であると強調するとともに、再生可能エネルギーの普及など一定の進展が見られる一方で、依然として世界全体の行動速度は十分ではなく、さらなる取り組みの加速が求められていると指摘しました。地球規模課題の最前線に立つ国際機関トップによる本質的かつ実践的な議論は、本学の今後の国際戦略を展開していく上で極めて示唆に富む機会となりました。また会場では、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)の山口しのぶ所長をはじめとする関係者との交流も行われ、今後の連携強化に向けたパートナーシップを再確認しました。

アンデルセン国連事務次長(写真右)
本学は今後、山口所長がチェアを務める「国連大学SDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)」への加盟を予定しています。今後は、同プラットフォームの「大学マネジメント分科会」等を通じて、国際機関等との連携のもと、マネジメント層の国際機関との連携加速や本学のグローバルな教育・研究活動をさらに発展させてまいります。
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学 学術研究部 研究推進課国際企画室長(矢田)
TEL: 0952-28-8166
Email: kokusai@mail.admin.saga-u.ac.jp


