医学部 肝臓・糖尿病・内分泌内科 高橋宏和教授、医学部 看護学科 柴山薫講師が参画した『MASLD診療ガイドライン2026改訂第3版』が刊行されました

【概要】
 医学部肝臓・糖尿病・内分泌内科の高橋宏和教授が作成委員として、医学部看護学科の柴山薫講師が作成協力者として参画した「MASLD診療ガイドライン2026改訂第3版 代謝機能障害関連脂肪性肝疾患」(日本消化器病学会・日本肝臓学会編、南江堂)が刊行されました。
 MASLDは、肥満や糖尿病などの代謝異常に関連して生じる脂肪肝であり、近年患者数の増加が指摘されています。進行すると肝硬変や肝がんにつながるだけでなく、脳心血管疾患やその他のがんのリスクとも関連することが知られており、早期発見と継続的な治療が重要です。

 本ガイドラインは、「NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)」から「MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)」への名称変更や、近年の診断・治療の進歩を反映し、最新のエビデンスに基づいて作成されました。日本におけるMASLD診療の標準的な指針として、診断やフォローアップ、治療についてまとめられています。

 また、MASLDに対する支援は、専門医だけでなく、かかりつけ医や看護師、管理栄養士、理学療法士など多職種による連携が求められます。特に食事や運動といった生活習慣の改善が治療の基盤となることから、本ガイドラインでは行動療法についても言及されております。本ガイドラインが、多くの医療従事者に活用され、MASLDの診療および患者支援のさらなる充実につながることを期待しております。 

【参画者について】
  高橋 宏和:医学部 内科学講座(肝臓・糖尿病・内分泌内科)教授
        脂肪性肝疾患の病態解明、診断、治療に関する基礎及び臨床研究を行っている。

  柴山 薫:医学部 看護学科 統合基礎看護学講座 講師
       コミュニケーションや行動変容に関する研究。また、MASLD患者の生活習慣改善を支援するための看護や、
       動機づけ面接を活用した支援方法の開発を行っている。

 

【本件に関する問い合わせ先】
  佐賀大学医学部看護学科 柴山薫
   TEL: 0952-34-2534(研究室)

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