韓国・漢陽大学李基晶総長らが佐賀大学を訪問、佐賀県内高等教育機関・行政との合同意見交換会を開催

佐賀大学は、2026年7月28日(火)、韓国・漢陽(ハニャン)大学の李基晶(イ・ギジョン)総長ご一行をお迎えし、武雄アジア大学、佐賀女子短期大学及び佐賀県関係者との合同意見交換会を開催しました。本会は、佐賀女子短期大学の今村正治学長のリーダーシップのもと、佐賀と世界を結ぶ新たな連携の推進を目的に実施されたものです。
漢陽大学は、ソウルと安山にキャンパスを構え約3万8千人の学生が学ぶ韓国屈指の私立総合大学です。工学系分野に強みを持ち、韓国の「中央日報・大学評価(2025年)」で総合3位に位置するほか、国連のSDGs達成への貢献度を評価する「THE Sustainability Impact Ratings 2026」では世界6位に選出されています。さらに約8千人の留学生を受け入れるなど、高度な産学連携と優れた国際性を誇る大学です。
当日は、漢陽大学の李総長および金漢成(キム・ハンソン)国際処長らご一行のほか、佐賀大学の野出孝一学長、坂本麻衣子副学長、武雄アジア大学の小長谷有紀学長、佐賀女子短期大学の今村学長、佐賀県政策部の日野稔邦政策総括監が出席しました。前日の27日には漢陽大学と武雄アジア大学及び佐賀女子短期大学との間で包括連携協定が締結されており、これを弾みとして県内の高等教育全体における国際交流や人材育成の可能性について意見交換が行われました。
意見交換において、韓国の全4年制大学を代表する「韓国大学教育協会会長」を兼務する李総長からは、自校の枠組みを超えた高度な視点から発言がなされました。少子化や地方創生といった日韓共通の構造的課題に対し、大学が果たすべき社会的役割の重要性を指摘するとともに、韓国の若者の地方都市への関心の高まりにも着目し、両国の未来を担う学生同士が直接触れ合える実質的な交流プログラムの構築を強力に推進すべきであるとの見解が示されました。日韓双方の高等教育の持続的発展と国際連携を切り拓く主導的な姿勢に対し、出席者からも強い共感が寄せられました。
具体的な意見交換では、野出学長から、佐賀大学のコスメティックサイエンス学環と漢陽大学のバイオコスメティック分野における共同研究や教育連携、医学分野での交流など、先進的かつ多角的な交流について前向きな意見交換を行いました。
佐賀大学では、今回の意見交換会で示された具体的な提案を組織的な連携へと繋げるため、今後は本学の坂本麻衣子副学長と漢陽大学の金漢成国際処長を中心として、大学間学術交流協定の締結に向けた実務者協議を速やかに開始することといたしました。県内高等教育機関や自治体とも密に連携を取りながら、学術・教育・産業の多分野においてグローバルな交流を一層加速し、双方の持続的な発展を目指してまいります。

漢陽大学による大学紹介の様子 李総長(写真左)、金国際処長(写真中央)

漢陽大学と佐賀県及び県内高等教育機関との意見交換の様子

李総長(写真左)と野出学長(写真右)

記念撮影の様子
前列左から、小長谷学長、李総長、野出学長、今村学長
後列左から、日野政策総括監、坂本副学長
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学 学術研究部 研究推進課国際企画室(矢田・北島)
TEL: 0952-28-8166
Email: kokusai@mail.admin.saga-u.ac.jp


