ドイツ連邦共和国ツァイツ市訪問団が野出学長を表敬訪問


【概要】
 令和8年(2026)7月22日、ドイツ連邦共和国ザクセン=アンハルト州ツァイツ市のカトリン・ヴェーバー市長をはじめとする訪問団16名が、佐賀大学を訪問されました。
 今回の訪問は、鳥栖市が主催する「鳥栖・ツァイツ子ども交流事業(2026)」の一環として実現したものです。佐賀大学と鳥栖市は平成23年(2011年)に相互協力協定を締結しており、本学はこの地域連携の枠組みに基づき訪問団を受け入れました。

 表敬訪問では、本学の野出孝一学長が歓迎の挨拶が述べました。「フッペルのピアノ」を縁として25年にわたり育まれてきた鳥栖市とツァイツ市の友情に深い敬意を表しました。これに対し、ヴェーバー市長は、関連映画を鑑賞した経験に触れながら、「技術の発展が世界平和につながることを切に願っている」と語りました。

 また、ドイツにおける多様な視点を活かしたリーダーシップのあり方や家族支援の重要性、本学が推進する男女共同参画などについて活発な意見交換が行われました。さらに、本学の青木茂久理事(研究担当)からは、本学が世界をリードする海洋温度差発電をはじめとする再生可能エネルギー研究について紹介がありました。ドイツでは石炭産業からの歴史的転換を進め、2035年までの再生可能エネルギーへの移行を目標としていることから、双方の間で共感に満ちた対話が展開され、青木理事が「次はぜひ本学の研究所をご覧いただきたい」と呼びかけると、ヴェーバー市長は大きな関心を示されました。

 同時間帯には、ツァイツ市から参加した中高生10名が、本学の学生グローバルサポーターやドイツ語を学ぶ学生の案内のもと、附属図書館を見学しました。交流を通じて、ドイツの学生たちが環境問題やエネルギー問題に高い関心を持っていることがうかがえました。その後、中高生らも学長室を訪れ、野出学長から「ぜひまた本学を訪れてください」と歓迎の言葉が贈られました。和やかな雰囲気の中で記念撮影も行われ、交流を深めました。


      (写真:附属図書館見学の様子)


                 (写真:学長表敬訪問の様子)

 続いて訪問団は理工学部へ移動し、本学学生による研究機器の紹介やデモンストレーションを通じて、各研究室の研究内容に触れました。参加した学生からは、「自国の大学だけでなく、日本の大学で行われている最先端の研究を知ることができ、大変有意義だった」との感想が寄せられました。訪問の最後には、学生食堂で昼食を楽しみ、日本の大学の日常を体験しました。


                  (写真:研究室訪問の様子)

 今回の訪問は、ツァイツ市、鳥栖市、そして佐賀大学の三者による交流をさらに深める貴重な機会となりました。本学は今後も、鳥栖市との相互協力協定に基づく連携を一層推進するとともに、『実践智』を備えた次世代人材の育成を通じて、学術による国際社会への貢献と国際交流の発展に取り組んでまいります。

 

【本件に関する問い合わせ先】
  佐賀大学 学術研究部 研究推進課国際企画室(矢田・黒岩)   
    TEL: 0952-28-8166
     Email:  kokusai@mail.admin.saga-u.ac.jp 

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