本学大学院生が「優秀学生賞(SETAC賞)」を受賞!
農学研究科生物環境保全学コース1年生の平野剛史君が、H26年度環 境化学討論会で
「優秀学生賞(SETAC賞)」を受賞しました。
本学会は化学物質と環境問題に関する内容を対象としており、約600名の参加者と300
演題の規模で開催されています。本学生賞(修士枠)では約60名の応募の中から、書面
審査およびプレゼンテーション審査を経て5名が選出されました。
研究内容としては、水生昆虫を用いた河川環境の放射能汚染モニタリングを通じ、放
射能汚染の低減傾向を予測したというものです。
福島県周辺の河川では現在も放射能汚染による淡水魚の出荷制限が続いており、現地
の漁業関係者からは「いつまでこの汚染が続くのか?」という疑問があげられています。
放射能汚染の将来予測結果が復興行政に貢献しうることが評価されました。