2021年3月4日（木）に、佐賀県ドクターヘリ運航において、機体に付属するアンテナが折損し、欠落していることが判明しました。

　相互応援協定を結んでいる長崎県の消防署からの要請により、９時21分に佐賀県ドクターヘリが出動し10時13分患者さんを佐世保市の病院へ搬送した後、10時37分に佐賀大学医学部附属病院へ着陸しました。10時48分頃、飛行後の機体点検において、機体のテール部分下部に付属するアンテナが折れてなくなっていることを発見しました。

　折損した部分は、長さ約30cm、直径約0.35cm、重さは約32ｇで、材質はステンレス製の無線通信用のアンテナの一部です。

　佐世保市内の病院から離陸する際、アンテナがあることを整備士が確認しており、佐世保市から佐賀大学医学部附属病院(佐賀市)へ帰投するまでの飛行中に、なんらかの理由で折損し、欠落したものと推測されます。

　折損した原因は現在調査中です。

　本事象は、運航会社より大阪航空局へ報告を行っております。

　現在までのところ、被害等の情報は入っておりません。

　なお、当該ドクターヘリは既に折損したアンテナの交換を終え、通常待機状態にあります。

　県民の皆様をはじめ、各関係機関の方々にご迷惑とご心配をお掛けしましたことを心より深くお詫び申し上げます。

　破損部分に関する資料はこちら

【本件に関する問い合わせ先】

　西日本空輸株式会社　営業部

　０９２－９８３－２４９３