管理下にない国際規制物資の発見について

 令和4 年12 月7 日(水)佐賀大学医学部において、未登録の国際規制物資(酢酸ウラニル)が発見されたため、12 月8 日(木)原子力規制庁に報告いたしました。
 当該物資は、直ちに許可されている保管庫へ移動し、外部への放射線漏洩がない事を確認いたしました。
 法令等に基づき厳重に管理すべき国際規制物資が発見されたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。本学では、改めて適正な管理を徹底し、再発防止に努めてまいります。

 

1.発見場所
 佐賀県佐賀市鍋島5 丁目1 番1 号 佐賀大学医学部院生・臨床研究棟

2.発見された物質
 酢酸ウラニル(粉末)約1g

3.発見された経緯
 研究室片付けの際、実験机の引き出しより国際規制物資が入った容器を発見しました。

4.放射線による影響
 ・容器表面        0.55μSv/h
 ・発見された引き出し   0.20μSv/h
 ・発見された研究室中央  0.20μSv/h
 (佐賀市内:0.20~0.40μSv/h)
 放射線量測定機:β(γ)サーベイメーター TGS-121、アロカ社製
測定値は、日常的な生活空間レベルであることを確認しています。
 また、当該研究室員の健康被害もなかったため、人体への影響はないと考えられます。

5.今後の対応
 法令に基づく管理を徹底するとともに、国際規制物資の適正な管理・手続きについて、改めて教職員等へ周知徹底を図ります。

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