2014年7月1日 古川知事 佐賀大学産学・地域連携機構「徐福フロンティアラボ」を視察!
古川 康 佐賀県知事は、6月27日産学・地域連携機構棟にある「さが機能性・健康食品開発拠点」
通称「徐福フロンティアラボ」を視察、関係者との意見交換を行いました。
これは、知事が県内の様々な活動の場を訪問する広聴事業「きっと、もっと、はっと!」の一環
として実施されたもので、本拠点は、本学や佐賀県をはじめとする県内の産・学・官が連携する
ことにより、佐賀の豊富な農林水産物を材料に機能性・健康食品の研究開発を行うことを目的と
して、平成23年4月に設置されてます。
当機構の機能・評価分析室には、科学技術振興機構(JST)より導入された、味認識装置やガ
スクロマトグラフ質量分析計などの最新の分析器を導入しており、古川知事は、熱心に技術担
当研究員の説明に聞き入っていました。
視察後は、佐藤 三郎産学・地域連携機構副機構長、柳田 晃良西九州大学教授及び県内
企業から、株式会社まんてんの高尾 秀樹社長、有限会社佐嘉の絲の吉原 成子社長、井ノ
口食品株式会社の末津 茂佐賀工場工場長らが参加し、意見交換が行われました。
高尾社長は、本拠点がごまの有効成分分析に大きく寄与し、佐賀の伝統作物であるごま
の可能性を追求する上で欠かせない存在となっていること、吉原社長は、佐賀の特産品であ
るアスパラが、そばの200倍のルチンを有することに着眼し商品化した「アスパラ平麺」の制作
において、大きな支援をいただいたことなどを知事へ報告しました。
意見交換は、予定時間を超えるほど盛り上がり、古川知事は本拠点の実績を再認識、本
学と佐賀県、産業界の連携の重要性を改めて確認することとなり、大変有意義な視察とな
りました。
意見交換会の様子