2014年7日3日 運転免許センターで認知症サポーター養成講座を開催!
6月30日に佐賀市の佐賀県運転免許センターにおいて、本学医学部の
堀川悦夫教授を講師として、同センターの職員を対象に「認知症サポー
ター養成講座」が開催されました。
今後ますます高齢化が進むという時代背景をもとに、認知症を正しく
理解し、適切な対応をとることが求められている状況下で、この「認知
症サポーター養成講座」は、「佐賀県における産学官包括連携協定」事
業(通称:6者協定事業)である「認知症総合サポート事業」の一環として
平成23年度から始まり、すでに3,000名近い方々が本学の当養成講座
により「認知症サポーター」になっています。
本年度においては、5月30日に警察官を対象とした県警本部での実施
に続くものであり、当日は24名の警察官や事務職員の方々が受講されま
した。
講座では、同センターの方々が日常業務として高齢者への運転指導等
を行っていることに鑑み、認知症の方が引き起こす可能性も有る高速道
路での逆走問題や、その他運転ミスによる死傷事故について、さらに
は、認知症の方への正しい接し方などについての講話が行われました。
参加者は、「認知症を正しく理解し、適切な対応をとることの大切さ
に気づくことができた」、「今後の業務に役立てていきたい」などの感
想もあり、とても有意義な講座となりました。