2014年9月1日 「平成26年度 佐賀・大分合同 新技術説明会」を開催しました!
7月29日、大分大学及び科学技術振興機構(JST)との共催で、「平成26年度佐賀・大分合同 新技術説明会」を
開催しました。
新技術説明会は、大学発の特許等研究成果の技術移転を積極的に推進することを目的としてJSTと各大学が共
催する企業向けの研究発表会です。本学は平成21年度から開催しており、大分大学との合同開催は今回で3回目
です。
産学・地域連携機構の佐藤副機構長と科学技術振興機構の小原理事が開会の挨拶を述べ、産学・地域連携機構
知財戦略・技術移転部の大渡部門長が2大学の産学官連携活動を紹介しました。
その後、両大学からそれぞれ3名が研究成果を発表しました。本学からは、農学部・北垣浩志准教授が「リグ
ノセルロース分解耐性微生物とそれによるエタノール製造」、工学系研究科・野口英行教授が「二酸化チタンを
用いたリチウムイオン二次電池とハイブリッドキャパシタ」、総合分析実験センター・池田進技術員が「海水か
らマグネシウムの電解回収技術」について発表しました。
プレゼンテーション後には、研究成果に興味をもった聴講者との名刺交換や個別相談の時間が設けられ、順番
待ちの列ができる発表者もいました。今回発表した成果が商品化・事業化に至るには引き続きフォローが必要で
すが、本会がひとつのきっかけとなることを願っています。また、大分大学との合同開催も定着しつつあり、今
後、より一層2大学の連携を強めて継続していきたいと考えています。
新技術説明会のホームページはこちら
※当日の配布資料なども掲載されています
<発表者>
1.北垣准教授 2.野口教授
3.池田技術員
会場の様子