医学部開講40周年記念式典を挙行しました(6月10日)
佐賀大学医学部開講40周年を祝う記念式典、記念講演会及び記念祝賀会を、6月10日に佐賀市内のホテルニューオータニ佐賀で挙行しました。
記念式典では、原英夫医学部長の式辞、宮﨑耕治学長の挨拶の後、開講からの軌跡をたどる映像で、記念式典出席者は佐賀医科大学医学部からの40年の歴史を振り返りました。引き続き、来賓を代表して、山口祥義佐賀県知事、秀島敏行佐賀市長、西田憲史文部科学省高等教育局医学教育課長、池田秀夫佐賀県医師会長が祝辞を述べられました。
式典後には、福井次矢聖路加国際大学学長から、「医師と看護師の養成“足跡”と“のろし”」と題した記念講演が行われ、本学の附属病院総合診療部での学生指導の経験等に基づき、医療者の養成における、医学と公衆衛生の融合の重要性を述べられました。また、佐賀医科大学附属病院が開院当時より理想的なPOMR(問題志向型診療録管理)を採用していたことや国立大学初の総合診療部の設置等、全国に先駆けた先進的な取り組みの紹介がありました。
記念講演会終了後には、記念祝賀会が盛大に開催され、冒頭に行われた医学部の学生による弦楽四重奏の披露では、チャイコフスキー作曲「花のワルツ」をはじめ3曲の演奏があり、ヴァイオリン等の弦楽器の優雅でしなやかな音色に出席者は魅了され、和やかな雰囲気のなか開宴されました。山下秀一医学部附属病院長の挨拶に続いて、上村春甫佐賀市医師会長、桐野高明佐賀県医療センター好生館理事長からの祝辞が述べられ、元佐賀大学医学部附属病院長であった十時忠秀学校法人福岡女学院理事長の乾杯発声で懇談に入りました。祝賀会に出席した医学部のOB・OG、県内外の医療関係者の約250名余りは、懐かしい顔ぶれとともに当時の思い出話に花を咲かせ、賑やかな祝賀会となりました。最後は、後藤昌昭総括、企画・総務担当理事(副学長)の万歳三唱により締めくくり、この40周年記念式典を機に佐賀大学医学部の新たな歴史に向かい一歩踏み出し、さらに邁進していくことが祈念され、閉宴となりました。
挨拶する宮﨑学長 講演する福井聖路加国際大学学長
学生による弦楽四重奏
※ 医学部開講40周年沿革映像はこちら(医学部ウェブサイト)よりご覧いただけます。