芸術地域デザイン学部有田セラミック分野では、6月6日より8月末までJSPSサマープログラム研究者Ms. Laura Johanna Königさんを受け入れます。
　ヨハンナさんは2017年秋学期にSPACE-ARITAプログラムの交換留学生として有田キャンパスで陶磁器デザインとその制作を学びました。
　交換留学終了後、協定校である母校ドイツのブルグギビヒェンシュタイン芸術デザイン大学ハレ（BURG）を卒業、その後スウェーデンのコンストファック美術大学大学院で陶磁器表現について学び修士を修得しました。
　今回は有田の産業や工芸、それを伝えていく手法などを研究するため、日本学術振興会JSPSサマープログラムに応募し、再度焼き物の町有田でそれらを研究します。
　コロナ禍による海外研究者の入国規制により1年間の延滞の後、今年6月5日に来日しました。有田町に住み有田キャンパスを基点に研究を始めています。研究内容についての発表会を去る6月6日に佐賀市の本庄キャンパスで開催し40名ほどの学生と教員が集まりました。SPACE-SRITAプログラムやスウェーデン・コンストファック芸術デザイン大学での研究内容、これからの研究の抱負などが紹介されました。
　今後8月9日に有田での研究をまとめた最終プレゼンテーションを有田キャンパスで行う予定です。

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　2022年6月22日に行われたヨハンナさんの研究紹介のプレゼンテーションのポスター

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2017年交換留学

【本件に関する問い合わせ先】
　佐賀大学芸術地域デザイン学部　田中　右紀
　TEL：0955-29-8711
　E-mail：yuhkitan@cc.saga-u.ac.jp