環アジア国際セミナー in 肥前浜宿 【日澳蘭建築都市デザインワークショップ】
日澳蘭建築都市デザインワークショップ(環アジア国際セミナー)は、アジア・ヨーロッパ/デザイン研究体(Asia Europe Design Labs /AEDL)に所属する大学が交互に主催して行う建築・都市デザインワークショップの一つです。今年度は、2月13日からオランダ(アイントホーフェン工科大学)、オーストリア(ウィーン工科大学)の2大学から総勢10名の短期留学生を招き、鹿島市肥前浜宿の調査を実施しています。そのワークショップの最終発表として、下記のごとく、肥前浜宿の呉竹酒造一の蔵を対象とした建築・都市デザイン的な提案発表を行います。
呉竹酒造一の蔵は、肥前浜宿における代表的な酒蔵の一つで、昭和初期に建築された意匠的にも優れた酒蔵建築です。近年は、酒造りをおこなっておらず、NPO法人肥前浜宿水とまちなみの会などで行うイベントの会場等として使われてきました。しかし、肥前浜宿での建物修理などが進み観光客も増えつつあるなかで、その利活用を積極的に考えるべき時になりました。そこで、呉竹酒造の一族である水頭家からの相談を受け、佐賀大学理工学部建築環境デザインコース・三島伸雄教授は、学生を動員した提案作成に取り組んでいます。その一環として、今回、海外からの学生たちを招き入れて、外からの新しい発想も交えた提案作業に取り組むことになりました。
是非、多くの方々にその発表をきいていただき、意見交換していただきたいと思います。
記
日 時:令和5年2月22日(水)15:00-16:30
場 所:旧乗田家住宅(佐賀県鹿島市肥前浜宿)
主 催:佐賀大学理工学部・建築環境デザインコース(教授・三島伸雄)
問合せ先:NPO法人肥前浜宿水とまちなみの会事務局 0954-69-8004
以上