佐賀大学学生とIT企業で開発する美術館鑑賞アプリ『あとみる』を公開、試用します
【概要】
芸術地域デザイン学部博物館学研究室では、佐賀市内の地元IT企業である株式会社佐賀電算センターとともに、美術館鑑賞アプリの開発に取り組んでいます。
このたび、同アプリのプロトタイプを制作しましたので、これを公開するとともに、佐賀大学美術館10周年記念展『響きあうアート ―美の拡がり、美術の拡がり―』とコラボレーションしてアプリの試用イベントをおこないます。
代表者:藤井康隆(佐賀大学芸術地域デザイン学部 准教授)
分担者・協力者:株式会社佐賀電算センター
川浪綾乃・畠山志穂・山﨑奏音(佐賀大学芸術地域デザイン学部学生)
▼公開・試用イベント
日程:2023年10月21日(土)
時刻:佐賀大学美術館10周年記念シンポジウム(14時~)の終了後
場所:佐賀大学美術館 1階ギャラリー
〇活動の目的
美術の見方や着眼点がわからず、美術館を楽しめない経験があるという人は少なくありません。現在開発中の美術館鑑賞アプリ『あとみる』は、他の鑑賞者と感想や着眼点を共有し、鑑賞を深めること、美術に親しみやすくすることによって、より多くの人に美術館を楽しんでもらうために、開発に着手しました。
〇期待される成果
本アプリでは作品ごとに問いかけが設定されており、それについて思いを巡らせ、意見を共有することで多様な視点、見方を知ることができます。美術に関する予備知識は必要なく、純粋に自然体で作品と向き合ってもらい、自分なりの楽しみ方を見つけることができます。
【本件に関する問い合わせ先】
あとみる事務局(丹野) E-mail:dxposdc@gmail.com
佐賀大学芸術地域デザイン学部博物館学研究室(藤井)E-mail:fujiiyas@cc.saga-u.ac.jp