「夏だ!科学だ!研究だ!サイエンスワークショップ」
佐賀大学総合分析実験センターにて、高校生や高校教員を対象に、大学の研究設備に触れていただく研究体験教室を開催いたします。今、まさに研究現場で使われている最先端の研究設備を、高校生自身が操作して、大学で行われている研究の一端を体験していただきたいと思っております。
今年は、身近な「生物」について、二つのコースを企画しました。Aコース「分裂期の細胞を探せ」では、自ら手を動かして、細胞の固定や染色を行い、フローサイトメーターや蛍光顕微鏡という最先端の研究設備で細胞を分析します。Bコース「微生物の世界を覗く」では、自らの手指の微生物を培養すると共に、電子顕微鏡を用いて観察を体験していただきます。
本実習は、日頃より最先端研究設備を駆使して、本学の教育・研究を支援している技術職員等が指導いたします。
高校で習う理科の先にあるサイエンスの世界を、未来の研究者である高校生に体験していただきたいので、ぜひご参加いただきますようお願いいたします。
対 象:高校生・高校教員
参 加 費:無料
定 員:Aコース4名、Bコース6名
申込方法:7月10日まで受付。下記Webページから申込
主 催:佐賀大学総合分析実験センター
開 催 日:7月27日(土)Aコース9:00~17:00、Bコース10:00~17:00
開催場所:Aコース 鍋島キャンパス、Bコース 本庄キャンパス
詳 細:佐賀大学総合分析実験センターの以下のWebページ
https://www.iac.saga-u.ac.jp/welcomesaga.html#2024
【用語解説】
◆技術職員
技術職員は教員・URA・事務職員と共に、大学における世界最先端の教育・研究推進を支える大きな柱のひとつを担っております。佐賀大学においても、様々な場所で、技術職員がひとりひとりの「技術」によって教育・研究を支えています。本イベントを通じて、技術職員の幅広い分野での活躍を知ってもらう機会になればと思います。
◆総合分析実験センター
学内の研究者や学生に最先端の研究設備を提供すると共に、高等学校・大学等の教育機関、企業、公設試験場等の学外に対して、これら研究設備を開放して利用して頂く活動を行っています。例えば、最近では、致遠館高校の科学部の皆様が、佐賀大学の研究設備も活用して研究活動を行い、英文でプレプリント(査読前論文)を発表しました。(なお、致遠館高校や佐賀大学総合分析実験センターへの、この研究内容に関する取材は、査読が完了し、論文が正式に出版されてから受け付けます。)
プレプリント(査読前論文) https://doi.org/10.1101/2024.05.23.595645
【本件に関する問い合わせ先】
Aコース
佐賀大学総合分析実験センター
技術専門職員 吉田 貴子 (よしだ たかこ)
Bコース
佐賀大学総合分析実験センター
技術専門職員 龍田 典子 (りゅうだ のりこ)
問い合わせ用Webフォーム
https://forms.office.com/r/HzLmwuGYrc
佐賀大学総合分析実験センターホームページ
https://www.iac.saga-u.ac.jp/