第2回こどもがつくるこどものまち「ミニさが」 こどもスタッフ(小4~小6)の募集について
【概要】
〇活動の目的
こどもがつくるこどものまち「ミニさが」とは、こどもが主役となってまちを創り運営するあそびのまちです。このまちでは、市役所、銀行、職業紹介所、お店などがあり、参加するこどもは仕事をして給料を稼ぎ、自分で稼いだお金を自由に使って過ごします。あそびながらこどもたちはさまざまな体験ができます。昨年度の3月20日、佐賀大学美術館にて、佐賀大学教育学部の学生が中心になり、県内初めての「ミニさが」を開催しました。当日は、佐賀市周辺の小学生(1~6年生)と年長児(5歳児)約100名が参加し、どの子もまちの中で自由に楽しむことができました。このまちの特徴は、まちの中には大人が入れないという点です。そのため、大人に口出しをされず、全部自分で考えて行動することができる、こどものまちならではの楽しさを味わうことができます。第1回に参加した子どもたちから、「来年も絶対にやってほしい!」という声が多くあがったため、今年度も3月に、第2回の「ミニさが」を大学美術館にて開催することになりました。
こどものまち「ミニさが」の特徴の1つに、こどものリーダー「こどもスタッフ」の存在があります。小学4~6年生のこどもスタッフが、どんなまちをつくりたいかを考え、定期的にまちづくり会議に参加して、大学生のサポートを受けながら、一緒に準備を行います。現在、この「こどもスタッフ」を、佐賀市の小学4年生から6年生を対象に募集しています。
〇期待される成果
情報化が進む昨今、これまで以上にこどもたちには、自分で考えて行動したり、多様な他者と協同したりする「直接体験」の場が求められています。また、こどもの実態の多様化が進む近年、地域でこどもが安心して集えるこどもの居場所づくりが求められています。誰でも参加が可能なあそびのまちだからこそ、学校の垣根を超え、学年の垣根を超え、多様なこども同士が自然に関わり合い、繋がり合うことができます。こどものまち「ミニさが」を開催する目的は、こうした直接体験の場となる地域の居場所を、大学の資源を有効活用しながら、佐賀県内のこどもたちに新たに提供することです。特に「こどもスタッフ」は、定期的にまちづくり会議に参加することで、違う小学校の子ども同士で話し合い、協力し合って、他者と一緒に何かを作り上げていく達成感や充実感を体験することができます。参加する大学生にとっても、地域のこどもたちと直接関わることで、実践的な学びを経験できる場となります。
*この活動は 「公益財団法人 鍋島報效会研究助成」を受けています。
*この活動は、佐賀市教育委員会の後援を受けています。
【本件に関する問い合わせ先】
こどものまち「ミニさが」実行委員会
メールアドレス:minisaga2024@gmail.com
事務局:佐賀大学教育学部 名倉研究室
チラシURL:https://drive.google.com/file/d/1vv_1OtXuhGO-4mpdMJ2dFQUcqIVKRnWs/view?usp=sharing
参加申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScus2Y8_lanT_8aGp2kMQ-Fm6Xz4rJbgEPO5ZXPdLrdZhw2Sg/viewform?usp=sharing&ouid=100344649460951742886
締め切り:6月27日
35名 *応募多数の場合は抽選
事務局:佐賀大学教育学部 名倉研究室