シンポジウム「化粧とウェルビーイング」 ― 佐賀から発信するコスメティックサイエンスと心の融合―
【概要】
佐賀大学ウェルビーイング創造センターは、学生および地域住民に対して、包括的で切れ目のない学修支援、キャリア形成支援、リカレント教育支援を提供することを目的に、2024年4月に設置されました。「ウェルビーイング」とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態を意味する概念として注目されており、その実現には多角的なアプローチが求められます。
本シンポジウムでは、佐賀県およびジャパン・コスメティックセンター(JCC)と連携し、化粧とウェルビーイングの関係に注目します。化粧がもたらすポジティブな心理・社会的な影響について、最新の研究知見をもとに議論を深め、「働く人のウェルビーイング」「化粧がもたらすウェルビーイング」「ウェルビーイングを高めるための効果的な化粧品活用法」の3つの観点から、その可能性を探ります。
〇目的
・化粧を通じた働く人のウェルビーイング向上
・化粧品業界関係者への実践的知見の提供
・地域社会への化粧品科学のアウトリーチ
・学生等のキャリア動機形成と業界理解の促進
〇対象(想定参加者)
・化粧品関連企業の企画・マーケティング・研究職の方
・日常生活でのウェルビーイング向上に関心のある社会人
・化粧やその効果に関心のある一般市民
・化粧品業界を志望する学生
〇開催概要
開催日時:2025年9月29日(月)予定
時間:第1部 14:00~16:15 / 第2部(名刺交換会)16:30~17:00
会場:Microsoft AI&イノベーションセンターSAGA
形式:会場+オンライン配信(Zoom等)
定員:60名(予定)
参加費:無料(事前申込制)
〇プログラム(予定)
時間帯 |
内容 |
登壇者(予定) |
14:00–14:05 |
開会挨拶 |
西郡大(佐賀大学) |
14:05–14:20 |
【企画趣旨説明】「働く人のウェルビーイングと化粧の可能性」 |
小林 百雲子(佐賀大学) |
14:20–15:00 |
【基調講演①】「化粧行動によるウェルビーイングへの効果」 |
阿部 恒之(東北大学) |
15:00–15:40 |
【基調講演②】「エビデンスに基づく、効果的な化粧の在り方」 |
徳留 嘉寛(佐賀大学) |
15:40–16:10 |
パネルディスカッション+質疑応答 |
登壇者全員(ファシリテーター:小林) |
16:10–16:15 |
閉会挨拶 |
⻆田 幸太郎(佐賀大学) |
16:15–16:30 |
休憩 |
|
16:30–17:00 |
名刺交換会 |
参加者全員(希望者のみ) |
※司会:惠 明子(佐賀大学)
〇広報・募集方法
・JCCとの連携によるメディア広報
・ウェルビーイング創造センターが連携する企業等への案内
・大学コンソーシアム佐賀との連動
・就職・進学イベントとの連動
〇期待される成果
・社会人向けリカレント教育の認知向上
・大学研究の社会的理解と共感の醸成
・若年層の科学・産業への関心喚起
・企業連携や研究シーズ創出の機会拡大
【本件に関する問い合わせ先】
佐賀大学ウェルビーイング創造センターリカレント教育部門
TEL:0952-28-8334
Email:kouza@mail.admin.saga-u.ac.jp