モンゴル国のウイルス性肝炎・肝がんの対策支援チームが本学医学部附属病院を表敬訪問します(4月3日)
モンゴル国のウイルス性肝炎・肝がんの対策支援チームが 佐賀大学医学部附属病院を表敬訪問
モンゴル国のウイルス性肝炎・肝がんの対策支援チームが佐賀大学医学部附属病院を表敬訪問
佐賀県では以前より肝がん粗死亡率がワースト1であり、ウイルス性肝炎・肝がんに対する取り組みが急務でした。そこで佐賀大学は、平成24年より佐賀県とともに官学協働でウイルス性肝炎・肝がんへの対策を行ってきました。佐賀県で行ってきた取り組みは全国的にも極めて先進的な対策であり、“佐賀方式”として厚生労働省にも評価され、全国の肝炎対策に応用されて、また、世界肝炎連盟(WHA)でも紹介されています。現在、佐賀県の肝炎ウイルス検査の受検率は日本で1位であり、また、ウイルス性肝炎の治療率も1位であり、着実に肝がん対策を遂行しています。
モンゴル国はウイルス性肝炎の罹患率が高く、以前は肝がん粗死亡率が世界でワースト1になった国でもあります。その背景として日本と同様にB型肝炎やC型肝炎のウイルス性肝炎が社会的にも問題となっており、その対策が急務となっております。
モンゴル国は、世界的にも先進的と紹介された佐賀県での肝炎対策を同国へ応用するため、平成28年度より本学へ肝炎対策の支援要請と交流を始め、平成29年度には肝疾患センターの医師と肝疾患専門の臨床スタッフ3名が、モンゴル国の現地視察を行って参りました。
この度、モンゴル国の厚生省とともに肝炎の対策を行っている公衆衛生の医師とその活動支援を行っているモンゴル国の首都であるウランバートルのローターリークラブのメンバーの方が来日され、本学を訪問し、本学および佐賀県の肝疾患診療の実際を視察されます。その際に医学部附属病院の病院長への表敬訪問が行われます。
記
〇日時 平成30年4月3日(火)16時30分~17時00分
〇場所 佐賀大学医学部附属病院長室(鍋島キャンパス 管理棟3階)
【本件に関するお問い合わせ先】
医学部附属病院肝疾患センター 岩根 紳治
TEL0952-34-3010