腰痛軽減装具”フワット”が福祉機器コンテスト2018で優秀賞を受賞(理工学部中山功一准教授)

PRESS_RELEASE

 平成30年10月10(水)~12日(金)に東京ビッグサイトで開催された国際福祉機器展<https://www.hcr.or.jp/>において,福祉機器コンテスト 2018(主催:一般社団法人日本リハビリテーション工学協会)の表彰式が開催され,本学の理工学部知能情報システム学科の中山功一准教授が発明した「腰を浮かせる腰痛軽減装具“フワット”」が優秀賞を受賞しました。

 福祉機器コンテストは,リハビリテーションで使用する各種の機器について,真に役立つ機器を研究開発する人々を拡大することを目的に,1989年に始められ,今年は30周年記念のコンテストでした。これまでに累計1946件の応募があり,数々の役に立つ作品が表彰されてきました。

 本賞は,中山准教授が,機械システム工学科3年生の山城佑太さん,三惠工業株式会社の安田府佐雄さんと共に研究開発した「腰を浮かせる腰痛軽減装具“フワット”」に対して与えられました。腰痛時に,骨盤にかかる負荷を胸郭で免荷をして痛みを抑えるという発想のオリジナリティーが評価されました。また,軽量であり装着したままでジャケットを羽織れる,移動ができる,いろいろな椅子に座ることができるなど活動を損なうこともない点も評価されました。

 腰痛の皆様が座っているときに感じる辛さを改善できると大きく期待されています。

 

         

        フワット開発メンバー

        左から安田府佐雄(三惠工業株式会社),中山功一(佐賀大学理工学部准教授)山城佑太(佐賀大学理工学部学生)

 

            

戻る

TOP